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気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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KANA-BOON「僕がCDを出したら」 

僕がCDを出したら
KANA-BOON「僕がCDを出したら」
大阪出身の4人組ロックバンド、KANA-BOONの1stミニ。
Ki/oon Music主催のキューン20イヤーズオーディションにてグランプリを獲得したバンドの初の全国流通盤。軽快なロックサウンドに幼さが残る親しみやすいボーカル、いかにも最近増えているタイプの邦ロックバンドの一組ではないでしょうか。

作曲が面白いと思ったのは前半3曲。「ないものねだり」はアニメMVを観て彼らを知るきっかけになった曲。DECO*27あたりが初音ミクに歌わせそうなドキャッチー曲。確かに若い世代に受けそうな曲調だなあと思いました。「クローン」は後の曲を聴く限りかなり変わっている部類の曲かもしれない。クラップから始まるダンサンブルでキャッチーな曲。"クローン"のところが謎の神妙さがある。「ストラテジー」はリフがtricotっぽい。「ないものねだり」の"ゆらゆら"とかと同様、"これからさ"と同じ詞の反復を効果的に使っている。このあたりは巧いと思うんだ、"戦略"的に。
後半の3曲。「見たくないもの」は曲調的にはテレ東の夕方やってるようなアニメに即採用できそうな雰囲気がある。本人らがそれ狙いで作っていたら見事だと言いたい。「眠れぬ森の君のため」はタイトルにもある"僕がCDを出したら~"とか"僕がTVに出たら~"とかメッタメタな歌であまり興味が湧かない。タワレコで彼女がCDこっそり買ってくれたらまあいーんじゃないの。視点こそ違うが、同じマッシュルーム頭のクリープハイプの「社会の窓」を思い出す。ラストの「さくらのうた」は壮絶なベタさ。ベタの極み。マキタスポーツが噛んでるわけではないよね?

同世代バンドとしては、クリープハイプ、SAKANAMONあたりが比較対象になるんじゃないでしょうか。ちょっとひねくれている彼らと比べるとJ-POP系ロックの王道を行っていて、90,00年代邦ロックからの純粋培養の塊みたいな曲が多かった印象。それが良いか悪いかは議論しませんが、安心して聴くことはできるが真新しさは感じなかったのが正直なところ。いわゆる売れるバンドの系譜ではあるが、シーンに真に新しい風を吹き込むという意味ではもっと何か欲しい。どうせ音楽やるのなら売れた方がいいだろうというある種の割り切ったところが見られるのは、したたかというか俗物的というか…なんか波立ちそうな議論であんまりこのバンドに特化した話でもないのでこれ以上の発言は控えますが。
余談ですが、男性バンドで言うとRAD以降、シーンを牽引する大物が現れていないとサカナクション山口氏が語っていたのを思い出されます。確かにいっぱいいるんだけどどうも大物感があるバンドがいないですよね。まあ私はそこまで大物になってしまうと逆に興味をなくすひねくれ者なので別にいいのですが。

★★★★




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