hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

TB: --    CM: --

GARNET CROW「Terminus」 

Terminus(初回限定盤)(DVD付)
GARNET CROW「Terminus」
1999年結成、今年解散を発表した男女4人組バンド、GARNET CROWの10th。
男女混合バンドを一週間ほど連続で紹介してきましたがとりあえずこれでラスト。今作のリリース後、6月の解散が発表されたGARNET CROW。彼らのアルバムは初期以降のものは聴いていなかったのですが、最後となってしまうので記念レビューを。今作のタイトル「Terminus」には"終点"という意味もあります。きっと前々から決めていたことなんでしょう。それほど思い入れのあるバンドではなかったのに、ビーイング系女性アーティストの散り際ってどうしてこうも儚く寂しく感じるのだろう。

今作唯一のシングル曲「Nostalgia」が1曲目。曲調はそれほどしっとりさせていないが、"郷愁"をテーマに今作全体のテーマから大きく逸れることなく哀愁を漂わせる。「trade」と「Maizy」は無常さを受け止めて前向きに他者を支える私が登場する点で似ている。「白い空」も"無常"と"永久"が出てくる。曲は極めてJ-POP的ですが日本人的な観念が詩的に表されていて好きな曲。「Life goes on!」はポジティブなアッパー。「P.S GIRL」は島谷ひとみばりのラテンナンバー。こんな引き出しあるんだ。スケール大で深遠な印象の「海をゆく獅子」は彼らの得意パターンか。ここから畳み掛けるように終わりに向かっていくような流れ。「鏡にみた夢」はメロディーが好き。出だしのAメロから哀愁があって良いです。「The Someone's Tale」は終盤のピアノによる展開の変化と転調が良い演出。ラストの「closer」は回顧的な詞であり"こんな寂しいのはなぜかな"と問いかけて、物寂しい余韻を残して終わる。小松未歩の「happy ending」を聴いた時に近い感情がこみ上げる。

アルバム単体としての評価は、良くも悪くもマンネリ。メロディーについても大胆に斬新な要素を取り入れるわけではなく、これまでと同じを貫いているような気がしました。いい意味で集大成という大仰さはなく、ゆっくりと自身の終点にたどり着く最後の一歩を示した一作といった具合でしょうか。これまでマイナーチェンジはあったのでしょうが安定した作風を貫いてきた彼ららしい最後の一作。私のように彼らの名前を久しぶりに聞いたなという方にもぜひ聴いて頂きたい作品です。

★★★★




関連記事
スポンサーサイト

category: アルバムレビュー

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://hawaiibem.blog.fc2.com/tb.php/77-ed4afd7d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

このブログについて

最新記事

カレンダー

カテゴリ

リンク

アクセス数 since 2014.1.12

つぶやき

最新コメント

月別アーカイブ

ブログ内検索

にほんブログ村

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。