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気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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キングオブコント2015 感想 

おかげさまで昨年の記事は当ブログの歴代最高アクセス数を独走しています。

何度も書きますが、うちは音楽ブログです。


歴代王者のネタの再放送と誰得な応援メッセージであっとういう間の1時間が経過し、本選がスタート。

審査方法がまた変更され、審査員5名(松本人志、さまぁ~ず、バナナマン)による採点方式となり、ファーストステージの上位5組がファイナルステージに進出して2本のコントの合計点で優勝を決めるというものになった。松本以外の審査員の人選がフレッシュな感じだが、コンビで審査員を務めるというのはこの手の大会でも初なのでは。バナナマン出世したなあ…。MCとしては機能しない松本のポジションを変えたのは良い傾向だとは思う。それにしても毎年のように審査方法が変わるのは面倒くさい。欽ちゃんの仮装大賞並に一貫した方式が定まればいいものだが。


では、感想。

ファーストステージ
○藤崎マーケット 451点
「大道芸人Mr.MASA」『ラララライ』でブレイク後、鳴かず飛ばずな状況が続いていたが、再帰をかけて初のファイナル進出。お金を入れると音楽(なぜかDEEN)に合わせてダンスを始める大道芸人。そこに現れたのは通りすがりの客…ではなく実の父親だったという内容。彼らはオンバトの収録で生で見たことがあるのだが、割と器用だなと感心したことがある。パントマイムあたりにはそういったディテールの良さが出ていたのだが、父親であることが分かってからの展開は普通の親子の間にも見られる情景描写に過ぎず今一つ盛り上がりに欠けた。器用貧乏という印象もあるな。

○ジャングルポケット 445点
「三角関係」彼女を巡って親友間で一気に修羅場の空気となる。劇画的な斉藤のキャラがやはり目を引くのだが、シンプルな構図の中にもこのトリオらしさが詰め込まれていたと思う。終盤の不条理な展開はモラルの問題にもなってくるので、序盤で嫌悪感を抱いてしまった人には笑いづらいネタではあるなと。実は彼女と寝ていないという展開に持って行って、ハッピーな落とし方をしてくれるのではないかという期待もしていたのだが。

○さらば青春の光 419点
「画家の兄」4年連続出場。ゴッホの『ひまわり』を見て感化され、苦悩した兄。しかし8年間で描いた絵はゼロ。演劇的でリアリティもあるボキャブラリーの数々は良いのだが、『絵を描いていない』という核となる展開が読めたのとツッコミの対象がそこに偏ってしまったのがマズかったのでは。「お前、それ芸術関係ないやろー」くらいの突飛なボケが後半にあってもよかったような。

○コロコロチキチキペッパーズ 468点
「小学生と妖精」今大会の無名枠。友達がいない小学生のもとに妖精が現れる。泣いたら天空の世界に帰らなくてはならないというルールのもと親交が始まるかに思えたが…。実に古典的な展開だったが、無駄によく通る声質の妖精のキャラが気色悪さと可愛らしさを同時に帯びていて良い意味で異質だった。出オチ的なのに何度ハケて出てきても面白いという不思議。妖精らしからぬ表情とか細かな部分の演技が上手く笑いに結びついていた。

○うしろシティ 424点
「ゲートボール場に現れた悪魔」老人と悪魔の会話。前のネタと登場人物が偶然にも対照的な感じに。『寿命5年と引き換えに…』という悪魔の契約のコスパが悪く、なかなか乗らない98歳。『実力派コント師になって復活』という前口上が何を今更という感じがしたが、むしろ腕落ちてないかとすら思ってしまった。内容は分かりやすいし、言葉選びも悪くないのだが、キャラクターの性質上スピード感は出せないし、ストーリーとしての運びも意外性がなくて残念だった。

○バンビーノ 455点
「魔法使いと犬」世界征服を企んで呪文を唱える魔法使いを飼い犬が邪魔をする。ファンタジーからいきなり日常を感じさせる関西弁しかり、邪魔はするけど飼い主にとっては可愛い存在の犬しかり、親しみやすさ満点のネタだった。登場人物の関係性で言えば、KOC決勝でも好評だったピースの『伯爵と妖怪』のそれに近いような。やはり現代人はハートフルなものを求めているのだろう。今回のキーフレーズは『ドゥビザ』だったか。想定の範囲外だったなあ。

○ザ・ギース 428点
「銀行強盗コントのリフォーム」7年ぶりの登場。さかなクンが銀行ギョウ盗をするというシュールでダダ滑りのコントから、暗転して劇的ビフォーアフターな展開に。以前からストーリーを破綻させてオチにするというケースはあったのが、それにも増してかなり思い切った構成にしている。けど、ストーリーとしてはメタな方向に進み過ぎて心掴まれるものがなく、あーそういう展開できたかーという感心が先に来てしまったのがもったいない。郷ひろみと和田アキ子の件はいずれにしてもリフォーム失敗だったし、基本的に笑いに対する改善がされていたわけではないので、ホントに三村の一言に尽きるなあ。

○ロッチ 478点
「試着室」5年ぶりの登場。試着室にジーパンを持って入った客。店員がカーテンを開けるが、客は一向にジーパンを履けていない。凄くくだらないのだが、変則的なネタが続いていただけに絶大な安心感があった。ボケの手数は1つだけと言ってもいいくらいなのに、なぜか自然と笑える。中岡のちょっと何考えているのか分からないとぼけたキャラクターも設定にフィットしていた。

○アキナ 437点
「ライブに行けない」親友のペットの容体が悪くなってライブに行けなくなった男。でもそのペットは鳥だった…という愛鳥家からフルボッコにされること請け合いのネタ。漫才にも置き換えられるような問答であり、ブラックマヨネーズあたりならこれきっかけでもっと上手く発展させられる気がする。審査員からも指摘があったけど、普通のセリフが続いた前置きが長過ぎたのが全てか。

○巨匠 428点
「回転寿司の店員」アルバイトで入った回転寿司屋が実は罪人を収容する施設だったという内容。発想が恐ろしくブラック。2chの『かっぱ寿司』のネタを思い起こさせる。こういう笑いは好きなのだが、設定が妙に生々しくて引いてしまう一歩手前な感じがした。何かしたら刑が軽くなるとか、もう少し救いようがあればねえ。


ファイナルステージ
○ジャングルポケット 451点→合計896点
「彼女に会いに行きたい部下と上司」トレンディドラマっぽいありがちなシチュエーションだが、気を利かせた上司の発言が遠回りで…。オーソドックスによくできたネタだと思う。上司と部下2人という設定だったが、上司と部下の2人だけでも成立してしまうストーリーなので、もう1人をいかに使うかが難しいネタだなと。

○藤崎マーケット 442点→合計893点
「恐怖の館」親子関係は逆だが、1本目とテイストは同じ内容。ただ実際は親子ではなかったという気まずい空気に苛まれオチに向かう。またこんな感じかと思ってからの失速ぶりが…。言葉選びにしても、もう少しお化け屋敷という舞台設定が活きればよかったかなと思う。1本目の方が良かったね。

○バンビーノ 471点→合計926点
「マッサージ」ツボを押すと声が出る客を使って遊び倒す店員。徹底的にくだらないんだけど、子供にハマりそうなリズムネタ。1本目もそうであったように、彼らのネタには暗い要素が一切ないのが凄いなと思う。メジャーコードだけで曲を作り続けているような凄さ。逆に真似できる人は少ないのではないだろうか。

○コロコロチキチキペッパーズ 465点→合計933点
「卓球」先輩と後輩のコンビが大会に出て…。surfaceの「さぁ」に合わせたダンス(?)ネタ。完全に「さぁ」ありきの短絡的な発想で作られた馬鹿馬鹿しいネタのだが、顔がついほころぶ。今大会のBGMの選曲はなんなんだ(笑)

○ロッチ 429点→合計907点
「ボクシング」タイトル戦を前に仮病するチャンピオンとその母親のやり取り。小学生と母親の日常的なやり取りをボクシングの世界王者に置き換えてギャップを生んでいる。設定はまずまずだが、後半の失速ぶりがな…。中岡に比べると、コカド起点で笑いを取るのは厳しいのかもな。


【総評】
新参のコロコロチキチキペッパーズが優勝。審査結果は妥当だと思う。発想力では優れているのかもしれないが、負の要素が強いネタは軒並み下位に落ち、発想はベタでも純粋に笑ってしまう明るいネタの方が上位を占めるような結果になった。技術よりもエンターテイメントとしての華があるかが勝敗を分けたといった印象。個人的には下位に沈んだコンビの方が前から好きだった組が多かったので、彼らが結果を残せなかったことが残念ではあったが、タレントとして残りそうなスターを輩出したいという大会の思惑としては良い方に転んだのでは。もともとこれから売り出そうとしていたコロチキに箔を付けただけな気もするが。

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