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気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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猫叉Master「Crevice」 

Crevice
猫叉Master「Crevice」
民族音楽をモチーフの主体としたゲーム音楽の作曲家である佐藤直之のソロユニット、猫叉Masterの3rd。
既発曲が8曲、新曲が7曲というアルバム構成。曲順ではこれら既発曲と新曲がシンメトリーな並びになっているのは意図があってのことでしょうか。ジャケットもほぼシンメトリーなイラストですし。タイトルの「Crevice」は"裂け目"とか"割れ目"という意味を持つ単語。アルバムコンセプトとの関係はなんだろうと全体通して聴いて思考を巡らせたが答えには行き着かず…猫叉氏のコメントからの抜粋『飛ばすと心の再生ボタンが 爆発する仕様になっているので気を付けてね!』怖えーよ(笑)

イントロの「dawn」後の7曲は連続して歌モノ。歌モノ率高し。どうもこの人はインストのインパクトがあり過ぎるせいか、ボーカルが入る曲はおとなしく物足りなさを感じます。ただ今作に関して言えば、明るくポップでキャッチーなものが増えて気に入った曲が多いです。グッチさんやジャーニーが出てきそうな雰囲気のイントロから始まる明るさ満天の「WORLD COLOR」。瑞々しく疾走感溢れる「Clumsy thoughts」。和のテイストが織り交ぜられた「ワタリ草想」。「Not Going Anywhere」で一区切りつけて「CALL」からの流れはまさに猫叉氏の真骨頂。長めのインスト曲では唯一の「砂塵カゲロウ」はタイトルと曲が上手くマッチしていて素晴らしい。そして「カラルの月」。名曲「サヨナラヘブン」にも比肩する傑作。波打つように変わる展開にクセになるリズム。哀愁や叙情を感じるが決しておとなしくはない、ダンサンブルでもある点が魅力的。これぞ猫叉ミュージック。「Last Hometown」もタイトルだけでも哀愁を感じずにはいられないのですがこれもいい曲です。後半のインスト曲の流れが非常にいいだけに、最初の歌モノ連発の部分はもう少し変化をつけられたのではと思います。単体のクオリティーは高いは高いのですが。

ゲーム音楽とひとえに言っても、音楽自体が最も主役になる音楽ゲーム、いわゆる音ゲーは彼のような面白い作曲家が出てくる格好の場だと思います。個人的には彼のことは"音ゲー界の貴公子"と密かに呼ぼうと思っている(笑)次第ですが、一度完全新曲オンリーの超コンセプチュアルなアルバムとか作ってくれないかなあ。

★★★★




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