hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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vivid undress「Unveil」 

Unveil
vivid undress「Unveil」
2014年結成の男女5人組ロックバンド、vivid undressの1stミニ。
J-POP+ロックのスイートスポット。

結成わずか3か月でタワレコ渋谷店からプッシュされるという異例の躍進ぶりを見せているバンド。まさに時流に乗った音楽性を鮮やかに示した一作となっています。

ネットゲームをテーマにした「はやるよろひや」から早急なテンポで駆け抜けつつ、短時間で聴き手を翻弄する起伏のある展開を見せていきます。「生きて生きて」も同じく洒落っ気のある演奏に気を取られていたら、連呼系のサビで畳みかけてきますし、油断ならない感じです。

リード曲「簡単な言葉」は、サビはJ-POP的な切なさと明快さがあって良いですが、同じ言葉を繰り返す部分が1曲前と被ってしまっているのはいただけないですね。「人間なんだもん」はアキバ系を絵に書いたようなニャンニャンソング。可愛いけど、あまりにも露骨過ぎて恥ずかしくなります。

「嘘月」はアーバン度が最も高くて好きな曲。Bメロの音の運び方が特に良く、間奏ももっと長めに聴いていたい気分。ラストの「ワンダーランド」はジュディマリっぽい比較的正統派なJ-POP。それでも一筋縄ではいかない構成に持っていきたいのがどうやら特徴のようで。

6曲で18分強と非常にコンパクトにまとめたミニアルバム。シティポップを基調としたシックでテクニカルな部分と、VOCALOID周辺にも通じるサブカル的でジャンキーな部分が掛け合わさった音楽という印象です。ざっくり言えば、ゲスの極み乙女。やパスピエあたりのバンドにアプローチは近いです。J-POPとの親和度の高いダンスロックナンバーを揃えてきており、この辺のバンドを受け入れている層には一聴して響くものがあるのでは。冒頭からテーマがネトゲ、"アニマルヲタク 略して アニヲタ"、"てへぺろ♡"といった歌詞がある等、想像以上にサブカル度が高いなと。1曲の中でプログレッシブでドラマチックな展開を作り上げたいという思いが強いのは良いのですが、短期決戦で勝負しようとし過ぎていたり、上述の通り歌詞にもチープ感があったりするので、作品全体を通して今一つ凄味がないのは残念なところ。ただ、フレーズ的に面白い演奏をしているところも多くありますし、テーマそのものをよりキャッチーにできればさらに良くなるだろうなという伸びしろは感じさせます。当面の目標は、パスピエ、Shiggy Jr.に続けるかといったところでしょうか。

★★★★☆


未調理の根菜類の行方が気になりますね。


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