hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

TB: --    CM: --

オモイメグラス「図解と消えたフィラメント」 

図解と消えたフィラメント
オモイメグラス「図解と消えたフィラメント」
大分出身の男女3人組ロックバンド、オモイメグラスの3rdミニ。
まさに痛快と言えるシャープなサウンド。

「sosを待っていた」は冒頭から焦燥感と切迫感のあるデジタルロックで走り切る曲。電話のSEを効果的に使いながら、畳みかけるように"sos"を連呼する後半の展開が素晴らしい。
「ニュートリノ」は今作のマイベスト。ダークでクールな様に電流が走るがごとく聴き惚れた。高音のシンセの使いどころも上手いし、二段階構成のサビは聴き手を追い詰めるくらいの迫真ぶりが見事。
「事象の果て」はしっとりとしたバラードであり、ピアノ、バイオリン、チェロを主体としたクラシカルな構成。後半は広がりのあるアレンジになるが、繊細なボーカルが一層光る。

「ReS-04-8分後副作用あり」は定番化しているインスト色の強い『ReS』シリーズ。エレクトロな打ち込みと1曲目とも繋がる電話にちなんだサンプリングが絡み合った構成で、妙な中毒性がある。この曲の8分後はちょうど「ハルクイン」なわけだが…
「Na-Aa」はサカナクションの1stみたいな四つ打ちダンスロック。展開にメリハリがあって勢いのあるサビを聴くと元気になる。
「27時、」はテンポの良い展開に清々しさと切なさが入り混じる。メロディーが良く、悲しみを過度に表さないことで余計に響くものがある。
「ハルクイン」はシングル曲。空へと羽ばたいていくような爽快さに彼らの再スタートへの思いが重なっている。多彩な音色を交えて込み入ったアレンジにしているが、一貫した強い芯を感じ取ることができる良いラスト。

メンバーの脱退を経てからの初のアルバム。これまでも平均点の高いバンドとして一目置いていたものの、今作はまさに覚醒したと言っても過言ではないくらいに素晴らしい出来でした。打ち込みやシンセを生かしたアレンジが多く、より攻撃的でシャープなサウンドが目立っています。キャッチーなメロディー、メランコリックでクリアなボーカルもさらにレベルアップしています。ボーカルの表現の幅が広がったのは「ニュートリノ」と「事象の果て」を聴くだけでも明確に分かりますね。痛さや切なさを感じながらも繰り返し聴きたくなる気持ちよさがあり、痛快という言葉がぴったりな作品です。

★★★★☆


中二心をくすぐられるセンス。




関連記事
スポンサーサイト

category: アルバムレビュー

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://hawaiibem.blog.fc2.com/tb.php/457-a7140a17
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

このブログについて

最新記事

カレンダー

カテゴリ

リンク

アクセス数 since 2014.1.12

つぶやき

最新コメント

月別アーカイブ

ブログ内検索

にほんブログ村

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。