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気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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シキサイパズル「prismatic telescope」 

PRISMATIC TELESCOPE
シキサイパズル「prismatic telescope」
2009年結成の男女4人組アートバンド、シキサイパズルの1stミニ。
光と音の煌めきに酔いしれる37分。

「distant memories」は星空やイルネーションが目に浮かぶキラキラとしたサウンドと雄大で躍動的なサウンドの融合に早くも魅了される。最初から6分越えとは…すでにクライマックス。
「shikijitsu」はリード曲。音の波が一気に押し寄せてくるシューゲイザーなイントロから、ボーカルを立てた序盤を経て、心地よい浮遊感のあるサビへと続く。さらに縦ノリを含んだ間奏で趣きを少し変えて、クライマックスへと向かっていく、と一連の流れが絶妙で聴き惚れた。
「kalmia」は神々しさもある穏やかで優しいメロディーのエレクトロニカから、後半は動きのあるアレンジへと移行していく。ボーカルのふんわりと優しい歌い方に癒されるね。

「monochrome」は自然美をテーマにした雄大でスローな曲調から、間奏からはドラムが主導権を握って躍動感とスケール感を増した展開に。
「ricca」は神聖なアンビエントの序盤からアグレッシブなシューゲ、ロックサウンドの中盤以降と、これまた構成の美しさで魅せる。ピアノの音を明瞭に聴かせるアレンジが印象に残るね。
「triangle」はイントロからインパクトがあり、星の欠片を一帯に散りばめたような美しいサウンドにうっとりする。夜の遊園地にやってきたような高揚感も湧いてくる。
「far side of the horizon 」は宇宙レベルの壮大さを持ったラスト曲。全体的に低音を効かせた演奏にしているのが特徴的。クラシックを聴いているのに近いオーラス感。

RO69JACK 14/15出場の若手の中でもイチオシの存在。シューゲイザー、エレクトロニカ、ポストロックを基調に、繊細な女性ボーカルとドラマチックなバンドアンサンブルによる煌びやかな世界が見事に演出されていました。単にキラキラとして綺麗というアレンジに留まらず、一曲一曲がダイナミックでエモーショナルな構成になっているところも良かったです。シューゲイザーというと、メロディーがぼやけるイメージが個人的にはあったのですが、彼らの曲はメロディーがくっきりとしてポップで親しみやすいんですよね。音の中に溶け込み過ぎない芯を持ったボーカルが、よりそのポップさを高めているようにも思いました。穢れがなく清らかで幸福感が溢れるイメージを持った曲が続くので、光とは反対に影の部分を表現してみるとか、歌詞を含めカラーの異なる曲調に挑戦してみたらさらに色鮮やかに面白い曲が生まれるかもしれないですね。

★★★★☆


ハイスイノナサとの共演も観てみたい。



※追記
ギターのツクイさんからコメントを頂きました!ありがとうございます!

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