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高橋優「今、そこにある明滅と群生」 

今、そこにある明滅と群生(通常盤) (残暑見舞いなし) (メガネ着脱式クリアケース仕様)
高橋優「今、そこにある明滅と群生」
秋田出身の男性シンガーソングライター、高橋優の4thフル。
前作「BREAK MY SILENCE」の感想はこちら
『平成の大名盤なり』と銘打った自信作。これは誇大広告ではない。本物だ。

冒頭の「BE RIGHT」は威勢の良いナンバー。リアルタイムを切り取った歌詞はかなり攻めた部分もあって面白いが、その核には今作のコンセプトである『光』が込められている。
「太陽と花」は荒涼としたアレンジのカッコよさに痺れるシングル曲。イントロからゾクゾクする。かつてないスケールの大きい歌詞だが、サウンドと相まって力強く説得力がある。
「裸の王国」はLINEやTwitterといった現代のSNSに満ちた社会を嘲笑う曲。凄い内容だ。でも不思議と嫌味がないのが彼の曲らしい。分かっているんだけど一方で"羊の群れ"になっている自分がいるんだよなあ。
「明日への星」は庶民派な歌い出しから、サビでは一気にスケールアップして普遍性の高いメッセージを残している。メロディーもシンプルで馴染みやすい。

「WC」は辛辣なメッセージに叩き切られた曲。当ブログも新譜を聴き漁っては排泄するの繰り返しをしている便所のような存在なので、他人事ではない。ある意味聴くのが怖くなったくらいだ。
「同じ日々の繰り返し」は朗らかで軽めのボーカルに安堵する。人は皆、人生の主人公を演じているというテーマでなんとも明るくて気持ちがいい。
「ヤキモチ」はピアノが綺麗な比較的ストレートなラブソング。サビメロのシンプルな切なさが良いよ。

「旅人」はタイトルからしてまず外れはないシングル曲。哀愁のあるメロディーラインが凄い好き。深く噛み締めたい曲の一つ。
「犬」はサウンド面で一番引き込まれた曲。多分再生数も一番多い。ピアノはアカンて…反応せざるを得ないよ。疑問形の投げかけが連発する終盤が秀逸過ぎる。
「パイオニア」は軽快なバンドアレンジにこれまた軽妙に言葉が乗ったスタイルでスカッとする。今作はここから始まったのね。
「おやすみ」は子守歌のような優しさに溢れたラスト。ピアノとストリングスによるクラシックを聴いているような包容力を感じる。

前作は自分と真摯に向き合った内向きな側面がある曲が多いイメージだったのですが、今作は外を向いた楽曲群になっていると思いました。数年経てば懐かしいとさえ思えてくる現在進行のワードを散りばめた歌詞は今回も切れ味抜群。一方では、壮大なスケールで普遍的なメッセージを残す部分も多くなった印象。この時代性と普遍性のバランスは一層良くなったと思いますね。彼が歌うから説得力があると言われるポジションまで上り詰めたなと。さらに、力強さだけでなく愛情と優しさにも惹かれる部分が多く、そのツンデレ(?)ぶりが見事にハマりました。これまでの作品は全曲取りこぼしなく良かったいう満点評価はつけなかったのですが、今作は本当に全ての曲が良かったです。自身が最高傑作と認めるのも間違いない出来です。

★★★★★


アルバムタイトルも好きだなあ


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高橋優「今、そこにある明滅と群生」感想

彼が目にした世界への想い―。 今、そこにある明滅と群生(初回限定盤) (残暑見舞いなし) (DVD付)(2014/08/06)高橋優商品詳細を見る ※赤字はお気に入り曲 1.BE RIGHT 2.太陽と花 3.裸の王国 4.明日への星 5.WC 6.同じ日々の繰り返し 7.ヤキモチ 8.旅人 9.犬 10.パイオニア 11.おやすみ

新しい世界へ・・・

2014/09/21 21:24

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