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気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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ハルカトミユキ「そんなことどうだっていい、この歌を君が好きだと言ってくれたら。」 

そんなことどうだっていい、この歌を君が好きだと言ってくれたら。
ハルカトミユキ「そんなことどうだっていい、この歌を君が好きだと言ってくれたら。」
2012年デビューのフォークデュオ、ハルカトミユキの3rd EP。
前作「シアノタイプ」の感想はこちら。コンスタントに良い曲を出してきますねえ。

「その日がきたら」はリード曲。冒頭から厭世的なフレーズが繰り出されるのだが、終末思想の中に見出した希望とでもいうべき透明感のある強烈なサビが突き刺さる。「Vanilla」の"狂えない"、「ドライアイス」の"ただ生きていて"に並ぶキラーフレーズ。その2つと比べると歌詞は分かりやすいがメロディー的にはそれ以上に響いたかもしれない。
「赤くぬれ」はダークメルヘンな童話風の歌詞に小気味よいメロディーが乗る。ここの節回しは凄く好き。"全部赤く塗れ"という攻撃的なサビにはただならぬ狂気と悪趣味ぶりを感じるが、ついつい聴いてしまう不思議な魔力がある。
「かたくてやわらかい」は重く暗いピアノイントロから始まるダウナーなギターロック曲。サウンド面が面白く、暗さと憂いを2人の声を織り交ぜて表現している。

後半の2曲はかねてから音源化を期待されていた曲らしい。
「385」はタイトルが蓮尾さんのいるあのバンドの名前かと思ったが、微熱(38度5分)が由来らしい。ミドルテンポで落ち着きのある曲調で、人を突き放したり求めたりする葛藤を表現しており、じわじわと感傷に浸れる。
「青い夜更け」も他者とのコミュニケーションに対する葛藤が描かれており、サビは「その日が来たら」よりもシンプルな言葉で締め括られている。"ラララ"万能説。

メジャー進出以降もマイペースに曲を書き続けているようで安心した内容。様々な楽曲にチャレンジしたフルアルバムよりも、過去2作のEPの流れを汲んだ作りになっていると思います。したがって全体的に重い雰囲気が漂っています。ただ以前から書いていますが、ひたすらに鬱屈とジメジメしているわけではなく、微妙な感情を上手く表現していると思いますね。排他的な部分や純粋な恋愛に近い感情がバランスよく組み込まれており、そうした生々しさをドラマチックに仕立てあげるメロディー、アレンジのセンスは今作でも冴えていました。これまでの作品が好きなら間違いなくこちらも良盤でしょう。

★★★★☆


ハルミユという略称は公式になっているんだ


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