hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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Transsylvanians「Igen!」 

Igeni!
Transsylvanians「Igen!」
1995年にドイツで結成されたバンド、Transsylvaniansの2004年のアルバム。
レビュー200記事到達記念ということで、100記事ぶり洋楽です。

このバンドというか楽団についてですが、Amazonですらアルバム名の表記を間違えるレベルなので一応ちゃんと紹介しておくと、
中心メンバーは男女5人の構成で、音楽性としては『ハンガリアンスピードフォーク、ラップ、ロック、バルトーク、スカ、パンクを融合させている』との説明があり、カオスそのものです。ハンガリアンスピードフォークとはマー君が養成ギブスを使って投げられるようになる変化球ではもちろんありません。要は、東欧の伝統音楽をあれこれ自分なりにミクスチャーした新しい音楽ということです。

そもそも、なぜこんなヘンテコな人たちを邦楽リスナーである私が知っているのか。その答えはこちらの動画にあります。珍妙な音楽が並んだBGM集なのですが、これの2曲目(3:48~)にある「Jánoska」が彼らの曲です。(それ以外の曲もインパクト半端ないですが…)



さて、「Jánoska」聴いて頂けたでしょうか。イントロから非常に耳に残るフレーズが炸裂しております。この中毒性の高さに一瞬にして虜になりましたね。奇祭に紛れ込んでしまったかの如くテンションが異常に上がります。これ聴いて何も感じないとは言わすまい。

その他の曲も全体的にノリがよくトラッド+ダンスミュージックのごった煮感が出ています。「Jánoska」に次ぐ中毒性の高さを誇る表題曲「Igen」や「Ki Ki Ki」、男女ボーカルの掛け合いのテンポの良さが絶妙な「Apa Cuka」、スロースタートな出だしから徐々にBPMが上がる激しい展開の7分の大曲「Dunátuli」、アラビアンで妙に男臭いボーカルがヒップホップの如く歌い上げる「Berlin Babylon」、初速から最高速度で突っ走る「Betyárnóta」…とこれでもかというくらいアクの強い曲が並びまくっています。

さらには、女性ボーカルで牧歌的な響きが強いアカペラ曲「Sír a kis galambom」、ストリングス勢のアグレッシブな演奏が際立つインスト曲「Legényés」、ミドルテンポで哀愁を感じさせるフォーキーな音が詰まった「Sukar」といった趣きの異なる曲も入っています。

思わず何だよこれとツッコんでしまう強烈なインパクトを持つ音楽が、世界にはたくさんあることを思い知らされますね。J-POPの高速化なんて可愛いものです。邦楽レビューブログらしからぬ選盤ですが、この際何を歌っているかなんて気にする必要は皆無。ワールドミュージックに造詣が深い人もそうでない人も陽気に楽しめる作品です。

★★★★☆


「Ki Ki Ki」


何だよこのライブ


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