hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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ENTHRALLS「合法的浮遊」 

合法的浮遊
ENTHRALLS「合法的浮遊」
関西出身の男女4人組ロックバンド、ENTHRALLSの2ndミニ。
前作の感想はこちら。この凄さが法に触れないだと!?

「恋の罪」は徐々に夜が明けていくような壮大なアレンジに早くも前作からの進化が感じ取れる。"その髪に触れてみたい"という純情さを罪と括ることで切なさが滲み出てくる。終盤の盛り上げ方も美しい。
「スケルトン志向」は今作のマイベスト。超絶ピアノイントロ凄えええ!!!前作収録の「シグナル」を越えるインパクト。恐るべき疾走感。気の抜けないアグレッシブでダンサンブルな展開に体が動かざるを得ない。"透ける"と"スケルトン"って語呂と意味が一致していて不思議!(今更)
「Music to my ears」は音楽をテーマにした音楽なのだが、歌詞に出てくる"ヘッドホン"で聴くと音の絡み合いが洗練と混沌のバランスを上手く取っていて素晴らしい。

「sugarspot」は前作には明らかに存在していなかったエレクトロポップな装い。いつの間にこんな技術を持ったんだ。オルタナとミニマルが融合するとこんなカオスになるのだろうか。良い揺さぶり。
「シンクロナイズ」もイントロからカッコよすぎて悶える。最初から最後まで目まぐるしく様々なメロディーを詰め込んでくる。終盤が好きだわ。
「Cocoon」は今作で最も力強さを感じる曲。ボーカルの表現力に恐れ入る。あとこの曲はドラムも良いね。シンプルだけどサビのインパクトを決定づけている役割。
「umber」は退廃的な雰囲気を少し漂わせたアレンジと多重録音の繊細なコーラスによって幻想的な世界に誘われる。

ボーナストラックの「私の男」はピアノのみのシンプルなアレンジ。しっとりとしたメロディーラインが秀逸で泣ける。

劇場型ピアノロック第二幕。衝撃的な出会いから1年も経過していませんが、サウンド面がさらに進化していて驚かされました。本来のバンド形態の枠を超えた音作りにも果敢に挑戦しており、エレクトロなアプローチをしている曲が多くなったのが印象的。ボーカルから漂う往年のシンガーソングライターな佇まいと、冷静と情熱を併せ持つ演奏陣が実に上手くかみ合っていますね。現実逃避がテーマとして掲げられている内向的な作品ではありますが、決して鬱々としたものではなく、むしろ空想、妄想の中では何だってできるという前向き(?)さが音に反映されていて清々しいです。ポップスとロックの両立も柔軟にこなせる実力はピカイチ。まだまだ飛躍するはずです。

★★★★★


こんなに良曲揃いなのにMVが作られていないのは罪です


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