hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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R-1ぐらんぷり2014 感想 

今回も書いてしまいました。


○ルール
決勝進出者12名。各ブロック4名の中の1位が最終決戦へ進出して3名がもう一度ネタをやり優勝を決める。

では感想。

【Aブロック】
○レイザーラモンRG→決勝へ
「スティーブ・ジョブズが新しいiPadを紹介」小物を使った出オチ。ただ、これまでのRGの芸風からすればこれはかなりの進歩なのでは。確実に一笑いあった。結局あるあるネタで半分消耗して初期設定の良さを生かせず、序盤のピークを徐々に失速させていくという仕上がり。この辺の詰めの甘さが実に彼らしいし、やりたいことができて満足という強心臓ぶりが逆に評価されたのかな。

○ヒューマン中村
「形容形容詞」"ダサかっこいい"のように2つの形容詞が重なった造語を挙げて、それに当てはまるシチュエーションをヒューマンが演じる。いわゆる一人大喜利の様相。自分が出したお題に対して自分なりの最善の答えを出す。これは意外と難しい。設定は明白だし、お題に対する解答も平均点以上ではあるが、一つのフリに対して一つのボケで終わらせてしまう点がもったいないなと。一つの言葉から想像されるシチュエーションは多くあるはずなのに、そこを一つずつに絞ってしまったのが、テンポの悪さとかネタ全体の盛り上がりを欠いてしまう原因の一つだったのではと思う。

○TAIGA
「お前誰だよ」ロックンローラーに扮して歌のオチを"お前誰だよ"で締めるオーソドックスなネタ。観客を巻き込んでの自虐ネタに転じたわけだが、予定調和が過ぎるというか、新しい笑いはなかったなあ。音楽ショーとしても厳しい。それにしても彼はもうちょっと良いネタやっていた記憶があるのだが、最近はこの方向しかないのか。

○スギちゃん
「ワイルド」もっと酷いネタが届いてしまった。スギちゃん自身がスベっている空気に慣れ過ぎて、何か別のことにチャレンジしようという気が全く感じられないのがいかんな。ある意味ダンディよりタチが悪い。


【Bブロック】
○小森園ひろし
「新装開店のラーメン屋」"スープが切れたら終わり"というフリを活かして、とことん不慮の事故でスープを切らしてしまうが、ずっと熱くて真面目な店主。シンプルで展開が予測しやすいネタであり、どうやってスープをこぼすのかという点だけに集中して観ることができる。逆に言えば笑いどころはそこしかなく、最後のオチも予測の範疇に入ってしまう感じでこじんまりとした印象。どこかでキャラが豹変するとか、突飛な発想でスープを守るとかやり始めたらもっと面白そうだが。

○ミヤシタガク
「駅員アナウンス」乗車ルールを守らない客にチクチクとアナウンスする駅員。駆け込み乗車をした客をつけて恐ろしい展開に。笑い以上にブラックで怖い雰囲気が先行したネタ。2人や3人で同じコントをやっても、おそらく同じような空気にはならないだろう。それだけ世界を持っている人ではあるのだが、後半の内容はちょっと支離滅裂。言葉選びは上手いがあまりにも脈絡がなく、ゴールデンタイムに観ていいのだろうかという疑念を抱いてしまう。他にどんなコントをやるのか深夜に観てみたいものだが。

○やまもとまさみ→決勝へ
「ひったくり犯を尋問する刑事」非常にありふれたものなのに単語の名前が出てこない刑事。発想はシンプルにこれ一本なのだが、彼の人懐っこいキャラや強引でありながら誰にでもわかりやすい言葉選びが効いていた。何より上手かったのは、その単語自体は分からないのにその周辺の知識は豊富にあるという点。なんでそんなくだらない情報はポンポン出てくるんだよと思わずツッコミを入れたくなる感じ。

○中山女子短期大学
「魔王 晩メシ編」シューベルトの魔王風に晩メシを運ぶ父と子の姿を高らかに歌い上げる。いろいろ斬新。とにかくストーリーのくだらなさが凄まじく、そこだけでそんなに引っ張るのかよという芸人らしい実直な姿勢が感じられた。問題は歌詞が聴き取り辛かったところか。もう中学生とコラボしたら金属ナトリウムに水をかける程度に化学反応は起こせるのでは。


【Cブロック】
○バイク川崎バイク
「BKB漫談」フリーダムなネタであるが、確実に頭文字がBKBになるような言葉を挙げて一つずつ締めるという一人縛りプレイをするネタ。もうめんどくせえとしか言いようがない芸風であるがなぜか憎めない。若手っぽいのにもう30代半ばに入っているからだろうか。心が強いピン芸人って多いよな、というか心が強くなきゃ一人でやらんわという話。

○馬と魚→決勝へ
「もしもあのアーティストが桃太郎を歌ったら」見た目とは裏腹に超若手。風貌も芸風も古風ではあるが、技術はある。冒頭のコブクロから黒田氏のいかにもそれらしい歌マネは出来が良かったし、アジカンも特徴掴んでいて良かった。後半のも良かったが、アジカンが一番印象に残ったかもしれない。他にネタにしたことある人っていたかな。

○おぐ
「身だしなみを整えるハゲ」ハゲネタの中でもなかなか作り込んでいて好印象だったネタ。全編自虐であることに変わりはないが、鏡の声?として本人には聴こえない罵声が飛び交うという設定が上手かった。自虐でありながら、終盤にハートフルな感じに持って行くあたりも観ていてホッとした。

○じゅんいちダビッドソン
「無回転なぞかけ」本田圭佑を真似て無回転シュートならぬ無回転なぞかけをする。元ミスマッチグルメ、懐かしいな。最近は本田ネタしか観ないがそれなりの完成度だと思う。ネタもキャラに頼り過ぎていないのだが、もはや本田である必要性を欠いてしまっている気がして残念。漫談形式よりコントに置いた方がやっぱりいいんだろうな。


【最終決戦】
○レイザーラモンRG
「スティーブ・ジョブズ再び」小物が海苔になった以外、流れは変わらず。あるあるを歌うまで英語を貫いて笑いを取っているのが実は凄いことなのではと錯覚し始める。まあ優勝させてはいけませんね。

○やまもとまさみ→優勝
「中国人のバイトに変なこと教えるな」1本目の出来からしても最も安心して観られた。間違った日本語での笑いと店長のキャラクターでの笑いを上手く掛け合わせて隙間なく笑いどころを押さえていた印象。久々に観たなあと思ったらあっという間に優勝したね。

○馬と魚
「宮迫さんの歌」まさかのMCいじり。というかいじるほどの内容にもなっていない。異常なまでに笑いを取りに行く欲が薄れて、薄っぺらいライブを聴かされる羽目に。ネタは用意していたのだろうけど、勝ちに行くというより改めて自己紹介みたいな感じになっていてあっけない幕切れ。


【総評】
ピン芸ってやっぱり難しいなあと思いました。

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category: お笑い

コメント

読んでいてとても面白かったです!

ネタの感想に、こうしたらもっと面白かったのに、という視点があって、

なるほど!と思いました^^

私はその先までは考えていなかったのでとても勉強になりました

ありがとうございます♪

URL | 情弱ちゃん #-

2014/03/05 03:43 * edit *

Re: タイトルなし

>情弱ちゃんさん

コメントありがとうございます。お笑いの記事はあまり書かないのですが、
まさかコメントをもらえるなんて思ってもいなかったので嬉しいです。

勉強になったとは恐縮です。構成作家気分で言いたいこと言いまくっていますが、
少しでも参考になったら幸いです。

URL | hawaiibem #-

2014/03/05 21:51 * edit *

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