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気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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シナリオアート「night walking」 

night walking
シナリオアート「night walking」
関西出身の男女ツインボーカルの3人組バンド、シナリオアートのメジャー1st。
絵本のような世界に連れて行ってくれる幸せ溢れる34分。

時計の秒針の音から始まる「ブレーメンドリームオーケストラ」は"ブレーメンの音楽隊"と"銀河鉄道"というメルヘン要素を掛け合わせて、新しい世界への旅立ちを壮大に歌っている。男女ボーカルとオーケストラのハーモニーでサビは盛り上がる。
「ホワイトレインコートマン」はリード曲。"黒い雨"、"怪獣"、"核弾頭"といったワードは全て東日本大震災に繋がるものであり、大切な人を守りたい優しさと力強さが込められたメッセージとそれに伴った起伏のあるサウンドメイクが秀逸。
「ハロウシンパシー」は四つ打ち主体のノリのいいリズムに宇宙規模で"僕"と"君"の繋がりを歌う爽快なダンスロック曲。この曲もひたすら走り続けるわけではなく、サビ後に一呼吸おいて上手く起伏を作っている。
「ウォーキングムーン」も心地よい四つ打ちが楽しめる。サビにおけるツインボーカルの掛け合いが面白い。

「スペイシー」は"uchuu uchuu uchuu スペイシー"とキャッチーでキュートな女性ボーカルから入る爽やかなアッパー曲。宇宙好きだね。この曲は純粋に宇宙をテーマに歌っている。広大な宇宙を歌うまさにスペイシーなアレンジがなかなか凝っている。
「ポートレイトボヤケル」は写真をテーマにした曲。休日をゆったり過ごすのに最適な陽気で穏やかなAメロ、Bメロから、ハイテンポでインパクトのあるサビへ。終始落ち着いた雰囲気でも良かった気もするが陽気でなにより。
「ハジメマシテ」は記憶を失った"彼"と"私"の両方の視点から歌う物語性の高い今作一の大曲。後半は"オーロラ"を持ってきて壮大な展開で締め括る。
「アサノシズク」はラスト曲として夢から覚めた朝の情景が描かれる。要は現実に戻って来たわけだが、そこで落胆するのではなく希望を見出そうよというメッセージがある。アルバム冒頭に聴いた時計の針とともに穏やかに終わっていく。

絵本、空想、幻想、物語といった言葉で語れるバンドの中でも非常に期待している存在。空や宇宙をモチーフにした希望と夢が溢れる歌詞、男女ツインボーカルの優しい歌声、一曲の中でも起伏ある展開を生むメリハリのあるバンド演奏と魅力的なポイントが多数あります。「ホワイトレインコートマン」を最初聴いた時、『毒の抜けた凛として時雨』みたいな印象でしたが、これはかなり乱暴な表現でしたね。どちらかと言うとBUMP OF CHICKENの系譜でしょうか。以前紹介したGOOD BYE APRILも合わせて薦めておきます。変に扇情的なフレーズを使ったり、ゴテゴテと難しい言葉を並べたりといったことは一切ないので、J-POPリスナーにも馴染みやすいはずです。すでに今作でも存在感はありましたが、男女ツインボーカルという点が楽曲の色を決める上で重要になるので、ここがさらに伸びるとより面白くなりそうです。

★★★★☆


女性ボーカルがドラム担当というのもなんか良い


ソニーだからアニメタイアップも時間の問題か


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