hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

TB: --    CM: --

KOKIA「Where to go my love?」 

Where to go my love (初回盤)
KOKIA「Where to go my love?」
1998年デビューの女性シンガーソングライター、KOKIAの10th。
清められます。

「Dance with the wind」は穏やかな始まり。自然との調和と呼ぶにふさわしい緩やかなピアノの旋律と繊細なボーカルによって心が清められる。
「愛はこだまする」は"I love you…"というシンプルな歌詞を反復する曲だが、一音一音、同じフレーズでも至極丁寧に歌い紡いでいる印象。

最初の2曲でいきなりこんな薄汚れた者が踏み入っていいのか分からないくらいのお清めを受けるのだが、
「you are not alone」はもう少しライトなポップス寄りになる。この歌詞、ホントにお優しい人だ。
「liar liar ~ロマンティックワルツ」は上品なんだけど茶目っ気もある女性像が目に浮かぶ落ち着きのあるワルツ曲。すやすや眠ることも可能。
「something blue & something red」は序盤は地味だなと思っていたが、中盤からサックスつきの広がりあるアレンジに移行して化けた曲。

「ヒトの中にあるもの」は民族音楽要素もあって好きな曲。終盤が神々し過ぎて眩しい。
「微笑みを忘れないように」もポジティブと言えばポジティブな曲。頑張ろう的な押しつけがましさはなくとことん自省的。
「夢の途中」も好きだなあ。しっかり前向いている感じが楽曲の盛り上がり方ともリンクしていて総合的に秀逸な出来。

「映画のような恋でした」はタイトルからして良いわけだが、映画のエンドロールとしてしみじみ聴いていたくなる綺麗な曲。
「Where to go my love(Piano ver.)」はボーカルの息遣いを存分に味わえる(?)極上の癒しを与えてくれる曲。この曲に限らずですが。"愛してる"さえ言えればいい感じの曲が多いのにこの奥深さよ。
「One by one, Day by day(The 5th season concert ver.)」はコンサート音源らしく手拍子つきで歌っている。う、上手い…

孤高の存在となりつつある神聖なるシンガーソングライター。これまで、彼女の作品はベスト盤などで聴きかじってはいましたが、魚が住めないくらい清い水のような音楽のため、私のような雑魚リスナーとしては何か物足りなさを感じていました。だがそんな思いは吹っ飛ぶくらいに、今作は透明度を増して、自然美のような美しさに包まれた楽曲が揃っていて圧倒されました。何一つ安っぽい曲がない。イージーリスニングに傾き過ぎずポップスとしての訴求力もあるというバランスも見事。説教臭さは一切なくひたすらに愛を歌っているが、単なるJ-POPにおける恋愛とは違う真の無償の愛、万物に対する愛情と平和を感じる作品が連なっています。ボーカルも魅力的ですね。声量で圧倒するようなタイプではなく繊細な歌い方がメインでありながら、アレンジも非常に洗練されているので声に耳が集中しやすいです。音楽的にも歌詞にも激しさは全くないので刺激を求めている人には不向きですが、世の中に流れる音楽は下世話なものばっかりだと嘆いている人に信仰心を持たせることは容易かもしれない作品。

★★★★☆


ライブアルバム告知動画。CD音源との違いがとんとわからぬ


関連記事
スポンサーサイト

category: アルバムレビュー

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://hawaiibem.blog.fc2.com/tb.php/242-2561d09f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

このブログについて

最新記事

カレンダー

カテゴリ

リンク

アクセス数 since 2014.1.12

つぶやき

最新コメント

月別アーカイブ

ブログ内検索

にほんブログ村

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。