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気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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RADWIMPS「×と○と罪と」 

Xと○と罪と (通常盤)
RADWIMPS「×と○と罪と」
神奈川出身の男性4人組ロックバンド、RADWIMPSの7th。
これまでの作品で一番手放しで褒めたくなるような内容…かも。

「いえない」は"君"と"僕"の世界を描く彼ららしいやれやれな気分になる歌詞だが、柔らかなボーカルに落ち着く。
「実況中継」は「おしゃかしゃま」を彷彿とさせる妙な宗教観とミクスチャーロックぶりが良くも悪くも誰も真似しない領域に達していて面白い。神と仏のやり取りをこんなにラフに表現するとはな…ばちが当たらなければいいが。
「アイアンバイブル」はテーマはともかく軽快なアレンジが好きな曲。
「リユニオン」は友情がテーマのアコースティックでラップ調の曲。心地良いテンポ。

「DARMA GRAND PRIX」は今作のマイベスト。 ちょっとアダルトさのある演奏ぶりがカッコいい。そしてキャッチーなサビも良い。
「五月の蝿」は歌詞が尋常ではない気持ち悪さで物議を醸した曲だが、音楽的には別に悪くないんだよなあ。ラストの手のひら返しぶりが笑える。
「最後の晩餐」はアコースティックなアレンジがバンプのあの曲みたいだが、まあ好きなアレンジ。

「夕霧」は次曲へと繋がるインスト曲。ロックバンドっぽさ皆無の優しい響き。
「ブレス」はピアノ主体で落ち着いた調子。壮大な大曲に仕上げているが、そこまで目新しさはないか。
「パーフェクトベイビー」もラップ調。あまり積極的に求めているわけではないが、この手の曲は好きだな。
「ドリーマーズ・ハイ」はサビに至るまでのアクセルの踏み方が見事。英語詞のサビも意味こそあまり感じないが歯切れが良い。コーラスの浮遊感とテーマの『夢』がリンクしやすい。

「会心の一撃」は真っ直ぐに駆け抜けるハイテンポのロックナンバー。曲がりくねった道が一切ない構成が清々しい。
「Tummy」は英語率の高い緩やかなテンポの曲。こんなにラッパーみたいな人だったっけ?
「ラストバージン」はあまり印象に残らなかったな。曲数はちょっと多いよね。
「針と棘」は7分越えの大曲。シンプルなピアノアレンジから徐々に音に広がりが出てくる構成は読めるといえば読めるがやはり良いものだ。

新譜を出すたびにいちゃもんをつけたくなるのですが、第一線にいながら様々な試みをしている点でなんだかんだ評価しているバンド。ボーカルのソロユニットであるillionの活動では、海外コンプレックス丸出しのお行儀の良い音楽が主になってしまってある意味残念に思っていたわけですが、バンドでは綺麗なものも汚いものも混ぜこぜにした音楽性が維持されていて謎の安堵感が。シュールストレミング並の歌詞のクサさは相変わらずですが、ソロ活動の効果もあってかアレンジの多彩さに磨きがかかった点は良かったですね。一点突破で勢いにのる若手バンドが多く出てきている中、これだけ幅広い音楽を一枚に凝縮できるのはやはり凄いなと。それでいて今の流行もしっかり押さえているようですし。バラエティに富んで起伏のある構成にはなっているものの、大曲が多くボリュームがえげつないのがやや難。新規ファンを今更獲得できるかは謎ですが、トップランナーとしての仕事はしっかり果たせていると思う作品です。

★★★★☆


彼らの曲では「セツナレンサ」が一番好きかな。MVのハイセンスぶりを含め。


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