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気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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でんぱ組.inc「WORLD WIDE DEMPA」 

WORLD WIDE DEMPA 通常盤
でんぱ組.inc「WORLD WIDE DEMPA」
秋葉原を中心に活動する女性アイドルグループ、でんぱ組.incの2nd。
とてつもない中毒性に注意が必要です。

イントロの「ハジマリ。~WORLD WIDE DEMPA~」を経て「でんぱれーどJAPAN」から加速度MAX。作編曲はWiennersの玉屋2060%で、この人らしいキャッチーなアレンジに仕上がっている。よく分からん歌詞は畑亜貴の作詞によるもの。この脈絡のない言葉たちに謎の統一感がある感じ、流石過ぎる。このノリは「らきすた」を彷彿とさせますね。
「Future Diver」も畑さん作詞。早くもこのアルバム聴き進めて大丈夫なのだろうかと思い始める。四方八方から合いの手が入ってきて忙しい。"夢は終わらんよ"という言い回しが妙にツボ。

「VANDALISM」は蔦谷好位置の作曲。日本的なお祭り騒ぎな曲でハイテンションが止まらない。疾走感が半端なくてクセになる。展開の複雑さやごった煮な感じを出しておきながら、シリアスな部分を入れたりサビはきっちりユニゾンさせるあたりの真面目さ(?)もある。
「Sabotage」は洋楽カバー曲。どう考えても原曲ブレイクしているアレンジで彼女らしい曲に生まれ変わっている。中学生が教科書読んでいるような英語力兼歌唱力なのはSabotageしたせいとか言わない。

「W.W.D」は前山田健一の作曲。この手のアイドルにはヒャダインがつきものなのか。メンバーの自己紹介ソングみたいな感じ。何故かサンホラを想起させる切なめの語りパートはよくよく聴くと自虐まみれであんまり知りたくない事実が。大風呂敷広げながらもきっちりまとめ切るのはやはりヒャダインらしくて良いと思う。
「ナゾカラ」はモー娘。が歌いそうなクールなAメロとポジティブなサビのあからさまなコントラストぶりが、能天気通り越してただの馬鹿なんじゃないかと思ってしまうが、まあいいや。

「イツカ、ハルカカナタ」は飛び道具的なヘンテコ歌詞が一切出てこない王道アイドル系の曲で束の間の休息タイム。もはやここまで来ると物足りない感じもしてくるが、メロディーは良い。声優ユニットかClariSあたりが歌いそうなアニソンっぽい。
「キラキラチューン」はmeg rockが歌詞を書いている。これも控えめアレンジの王道系で結構好きなタイプ。今までのハイテンションハイテンポぶりは何だったのかと思いたくなるがまあこれはこれで。こんな曲を思い出したのは私だけだな、絶対。
「冬へと走りだすお!」はタイトルからしてもうどうにでもなれという気分になるが、作詞:かせきさいだぁ、作編曲:木暮晋也と渋いクレジットが。アレンジが洗練されていてオシャレで懐かしさもあるシティポップ感を出していて素敵。

「なんてったってシャングリラ」はエスニックなアレンジで元の電波っぽいところに引き戻される。全く別の人が作った曲の割には謎の統一感があるね。
「W.W.D II」は「W.W.D」の続編。ヒャダインの絵に描いたようなドラマチックな展開ぶりがこれまた秀逸。戦隊ヒーローものの最終回を観ているような気分に。

「ORANGE RIUM」は大仰な曲の後に聴くには適度に軽いポップさ。このレベルで地味に感じてしまうってどんだけ濃度高いんだよ。
「強い気持ち・強い愛」は小沢健二のカバー曲。またしても原曲崩壊していてファンからしたらどう思うのか察しがつかないが。筒美先生だったらそのうちオリジナル曲を書き下ろしてくれるんじゃないの(適当)
「でんでんぱっしょん」は冒頭曲へ回帰するかの如くハイテンションぶりを発揮するラスト。作曲者同じだからね。有無を言わさぬインパクト。無音時間が長く取られている部分があって一瞬おののく。

サブカル系アイドルの最右翼の2年ぶりのアルバム。モー娘。以降の飛び道具的アイドルソングとオタク系電波ソングが融合したハイテンポで聴き手を翻弄させるタイプの曲が多いです。電波ソングフリークであればこんなの甘口だと言われかねないが、一般人レベルからしたら聴き慣れないBPMかも。ももクロのヒットを考えればこの辺りのちょっとおかしな音楽に対する許容範囲も広がっているのかなとは思いますが。楽曲のタイプは、とことん能天気系、自分語り系、割りと真面目なメッセージ系の3種類くらいに分けられるが、曲の作り手がバラバラな割には統一感がある。意外だったのは王道系の楽曲の出来が良かった点。インパクト重視の電波な怪曲の間に入ることで清涼感を出していたように思います。この手の曲ばかりやると特徴が皆無になってしまいますが、たまに聴く分には良い選曲。個々人のキャラも特徴があるようですが、楽曲自体のインパクトに引っ張られ過ぎてそこまで本人らまで意識することはできませんでした。少しずつ覚え始めましたが。心安らぐ音楽を求める人にはバカ騒ぎ以外のなにものでもないが、頭の中をカラッポにしたい人には抜群の効用があると思われる一作。

★★★★☆


友情(?)出演のBiSは悪役に向いていますね。


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