hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

TB: --    CM: --

禁断の多数決「アラビアの禁断の多数決」 

アラビアの禁断の多数決
禁断の多数決「アラビアの禁断の多数決」
富山出身のメンバーが多い男女6人組音楽集団、禁断の多数決の2nd。
前3作のお手軽感想はこちら。知れば知るほど謎が深まるばかりです。

「魔法に呼ばれて」はゆったりと気持ちの良い朝を迎えたような雰囲気のデュエット曲。言葉の一つ一つをかいつまんで聴くと何言っているのかまるで分からない歌詞だが、このゆったり感でまずは癒される。
「トゥナイト、トゥナイト」は彼らの代表曲「透明感」に通じるポップナンバー。可愛らしい女性ボーカルに心地よいアレンジ。構成はシンプルなんだけど、音作りのきめ細やかさが抜群。
「真夏のボーイフレンド」も前曲と雰囲気が似ているポップ曲。ここまではかなりさくさく聴ける。

「今夜はブギウギナイト」はエフェクトのかかった機械的な男性ボーカルメイン(合いの手程度に女性ボーカルも)でややゆったりしたテンポで進行する曲。懐かしい感じがあって洒落てるな。この男性ボーカルクセが強いんだけど加工されていたら安心して聴ける(笑)
「リング・ア・ベル」も消え入りそうな声の女性ボーカルで上品に落ち着きのある夏のひと時を描いている。秋発売なのに夏仕様なんだよね今作。
「ココアムステルダム」では可愛らしいエレクトロポップ再び。なのだが女子に何歌わせてんだよ的な歌詞がいきなりぶっこまれる。いいぞもっとやれ
「くるくるスピン大会」はどこで催されているのかは知らないが、とにかくスピンしまくるノリの良い曲。"回転ナウ 回転ナウ 右から回転だ くるくる let's go くるくる let's go"。だいたいこんな詞です。

「踊れや踊れ」は和風で祭囃子のようなサウンドに気持ち悪い男性ボーカルが入る。これが実にキモい(笑)でもなにか神聖な儀式の始まりみたいなそんな雰囲気がある。邪教っぽくてあんまり近寄りたくないが。7分もある大曲。何はともあれ和楽器の音色は良い。
「勝手にマハラジャ」は表題曲扱いということでよいのか。確かに熱帯夜の酒池肉林ぶりが全面に出ている。輪にかけて勢い任せの詞ではあるが"御代もぐびぐび高アルコールタイム"っていうところが好き。
「Crazy」はスローテンポに日本語なのに英語に聴こえるような語感の良い言葉が並んだ詞が特徴的。子どもっぽい面と大人っぽい面が共存していて揺さぶられる。
「フライデイ・ナッツ」も質は高いのだがあまり印象に残ってないなあ。ミドルテンポで安定した作りだけど。

「渚をスローモーションで走るも夢の中」はアフリカンなパーカッションがひしめき合う彼ららしい曲。そしてさっきから良いことをあまり書いていないほおのき氏のボーカル再び。歌詞を見ながら聴いても何言っているか全く分からん(笑)早口セリフパートも。後半は後半で艶めかしい女性ボーカルがメインになって妙に惹かれるんだよな。
「バンクーバー」は緩めのラップ調の曲。おー新機軸。"バンクーバー"と気怠く歌っているがこれと言って意味を成していないような。"激辛ラーメン 中本フィーバー"とか歌詞にするか!?
「アイヌランド」はかの名曲「リバーダンス」を彷彿とさせるアイリッシュダンスのようなサウンドが魅力の曲。冒頭はどう転ぶか全く分からない展開なのだが、聴き進めていくとまさにケルトの王道を突き進む素晴らしい出来で驚いた。アイ"ル"ランドならぬアイ"ヌ"ランドというタイトルだけあって、歌詞もアイヌ語(?)なのか。3分過ぎたあたりからはインストのみになりBeltaineっぽかった。

無尽蔵の音楽性を秘めた謎集団。バックグラウンドが広範過ぎて説明が上手くできません。こんなレビュー読まないでさっさと聴いた方が早いです。今作はこれまでに比べてポップ度が上がった印象が強いですね。女性ボーカルメインの曲の割合が増え、カオスで訳の分からない曲が減ったのが要因でしょうか。女性ボーカルのゆるふわでシュールな雰囲気は、出てきた当初から『相対性理論的な確信犯ぶり』と評されていたと思いますが、やはり相対性理論を軽く凌駕する音楽性の幅広さが最強の武器でしょうね。和風、アフリカン、アイリッシュといった民族音楽系、現代的なエレクトロポップ、懐かしのシティポップ等々、一枚でこんなに多様な音が入り混じるアルバムもそうそうないのでは。歌詞もよく見ると地名を含んだものが多く音楽性のワールドワイドぶりと上手くリンクさせていますね。「トゥナイト、トゥナイト」に代表されるような割りと好きなタイプのポップ曲が増えたのは良かったが、やや被り気味になっていて逆に全く違う雰囲気の曲に助けられた印象も。多分玄人受けという点でいえば過去作の方が評価高いんじゃないかとも思ったが、まあ自分は素人なので気にしないし、今作が一番好きかも。非日常的でアバンギャルドでちょっと甘~い音楽体験をしたい方におススメ。

★★★★


R-18版も実はある。ここには貼らないので成人の方は自分で探してね。


関連記事
スポンサーサイト

category: アルバムレビュー

コメント

はじめまして

hawaiibem様
はじめまして
こんにちは

最近、レビューサイトを始めて、
休日の今日、挨拶回りをしてアクセスしてもらおうという、
作戦を実行中のGAOHEWGIIと申します。

禁断の多数決は最近チャレンジしたのですが、
R-18版の視聴で、音楽以外に脳を使ったせいか、
全くピンと来ていませんでした。

改めて聴くとなるほど、シティポップ風味がありますね。
もう一度チャレンジしてみます。
ありがとうございました。

URL | GAOHEWGII #-

2013/12/23 13:50 * edit *

Re: はじめまして

はじめまして。コメントありがとうございます。
早速、サイトの方も読ませてもらいましたよ。
今後も訪問したいと思いますのでよろしくお願いします。

禁断の多数決のR-18版MVは確かに別の方に注目してしまいますね(笑)
いろんなタイプの曲が動画としても上がっているので是非チェックしてみて下さい。

URL | hawaiibem #-

2013/12/23 23:36 * edit *

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://hawaiibem.blog.fc2.com/tb.php/209-25d6ef74
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

このブログについて

最新記事

カレンダー

カテゴリ

リンク

アクセス数 since 2014.1.12

つぶやき

最新コメント

月別アーカイブ

ブログ内検索

にほんブログ村

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。