hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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fox capture plan「trinity」 

trinity トリニティ
fox capture plan「trinity」
2011年結成の男性3人組バンド、fox capture planの1stフル。
現代版ジャズ・ロックをコンセプトとしたバンドであり、メンバーはそれぞれ別のバンドでも活躍しています。『三位一体』のアンサンブルによる良質なインストアルバムです。

「polynity」は女性ボーカルがsalyu×salyuやハイスイノナサのように幾何学的に入るイントロ曲で早速ワクワクさせる。
リード曲「衝動の粒子」はミニマルなピアノがキラキラと光る粒のごとく流麗に舵を取りつつ、ドラムとベースの聴きどころもしっかり配置した上質な一曲。2分過ぎたあたりの構成が好きで、各パートが折り重なっていく展開が実に綺麗。終盤にイントロに立ち戻るのは良いが、ここでさらに盛り上がる感じがあっても良かったかも。
「Reincarnation」はピアノソロの静かな始まりから、リズム隊が入るとリズミカルに次々と曲の展開が変わっていく構成。
早急なテンポで導入されるドラムを軸に進行する「Exceed the Limit」も好きな曲だ。ドラムの速さに対するピアノの落ち着きぶりが良い対比に。

表題曲「trinity」はまさにトリオバンドのポテンシャルの高さを感じさせる曲。ギターもストリングスも含まない3つの楽器だけでこんなに深みのある音を出せるのか。
「white ambience」は明るさや温もりを感じるアレンジ。眩しい光が窓から差し込んでくるような、もしくは木漏れ日の中でくつろいでいるような、そんな雰囲気。
「dark matter」は前曲に対して明暗がハッキリと切り替わる。疾走感のあるベースに攻撃的なドラムとピアノが鳴り響き、まがまがしくおどろおどろしい雰囲気を醸し出している。

「wonderwall」はOASISのカバー。ボーカルが元々ある曲ってやはりそれ相応のメロディーになっているんだなと改めて感じる。洋楽詳しくなくても一聴してここまでの曲と何か違うぞと感づく。何の違いなんでしょう。
「good night.」は落ち着きのあるメロディーに心癒されるおやすみソング。
「the beginning of the myth」は1分の曲で、女性が英語で語りを入れる。アウトロなのにこのワクワク感は、次に繋がる感じがして良いね。

例のごとくインストの感想は書き辛いのですが、ジャズをベースにした上質な楽曲が集まったアルバムであることに間違いはないでしょう。主旋律を奏でる楽器がピアノに絞られるため、いずれの楽曲も非常に洗練された印象を受けました。ドラムやベースの音も細部まで掴み取ることができます。変拍子な展開でハッとさせられる曲あり、穏やかでくつろいだ気分を味わえる曲あり。総じて心洗われるような曲で満たされていますが、ダイナミックさやドラマチックさの点ではややインパクト不足に感じるところも。ただ、日本人の作るきめ細やかなポストジャズに新しい風を吹かせてくる存在となるはずなので、今後への期待は大きいですね。

★★★★


あーもうプロフェッショナルって感じ


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