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気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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SEBASTIAN X「POWER OF NOISE」 

POWER OF NOISE【Amazon特典ステッカー付】
SEBASTIAN X「POWER OF NOISE」
2008年結成の男女4人組ポップバンド、SEBASTIAN Xの2ndフル。
今作はクラシカルでシンフォニック、そしてなによりパワフルな彼らを象徴する楽曲がこれでもかというくらいに詰まった作品となっています。

「POWER OF VITAL」は冒頭からパワー全開の鍵盤演奏に始まり、元気いっぱいのボーカルが入ればもう完全に彼らの世界に引き込まれる。一気に走り抜けていくのかと思いきや、落ち着いた曲調に変わったり、一曲における展開の変わり方はまさにクラシックの様相。
「DNA」はリード曲。"60兆の細胞のオーケストラ"というサビのフレーズが非常に耳に残る。ミクロな世界から壮大な物語を紡ぐ視点が素晴らしく一曲目と並んで今作の核となる曲となっている。楽曲の終盤の盛り上げ方も派手で素敵。
「ヒバリオペラ」はシングル曲だが、これまたベクトルの違うユニークな世界が広がっている。どことなくレトロ感のある詞や歌謡曲っぽくジャズっぽい和洋折衷のメロディーの混在具合がとにかく胸躍る。

「三日月ピクニック」はここまでの3曲の流れを一旦クールダウンさせる雰囲気の曲。ただおとなしいだけにとどまらない華やかなアレンジが耳に残る。トイポップ的な可愛らしい間奏部分が好きで、そこからカノンも入ってくる展開が良いんですよね。
「サマー・ハネムーン・ビート」は不穏なイントロを突き破るようにボーカルが入って一気にウキウキな展開へ。ミュージカル的に目まぐるしく変わるメロディーとテンポに、コミカルに活き活きと歌い上げるボーカルが面白い。
「MY GIRL (姫君に捧ぐ)」は"お姫様じゃつまらないわ"とファンタジックな世界を陽気に歌う。サビの力強いボーカルのインパクトがデカい。歌い方凄いな、この人。
「光/男/カメラ」はまったりムードの曲。今作では異質な部類に入る浮遊感たっぷりでレゲエな雰囲気。

「サマタイム・キル」は爽快で解放感のあるアレンジに歌詞も相まって清々しい気分になる。
「つきぬけて」はクライマックス感半端ない痛快なポジティブナンバー。ダイナミックなバンドアンサンブルが素晴らしい。凄くライブ映えするイメージが浮かぶわ。
「MIC DISCOVERY」はノリの良いコール&レスポンスな曲。最初から最後まで元気いっぱいで軸がぶれませんね。

アルバムタイトル通りパワフルさが全面に出た作品。念のため言っておくと別にノイズ音楽ではない。序盤3曲から勢いのある流れで好スタートを切り、中盤こそちょっと弱い印象を受けるが、終盤3曲で再び盛り上がり、アルバム構成的に難はなくただただ元気。ボーカルの声が非常に特徴的で、彼女が書く詞がこれまた独創的。『詞』ではなくて『詩』の書き方という感じがしますね。天真爛漫な感じですが自分だけの世界をしっかり持っている人だなと思います。パワーのあるボーカルや物語音楽的な要素が多い作風は、のあのわあたりに近いバンドかなと思います。ピアノが躍動的な曲が多かったのも好印象。今後さらに飛躍が期待できそうですね。

★★★★☆


オーケッシュラ


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