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気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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惑星アブノーマル「アナタソナタ」 

アナタソナタ
惑星アブノーマル「アナタソナタ」
アレックスたねことテナ・オンディーヌの女性2人組ユニット、惑星アブノーマルの2ndミニ。
衝撃的な幕開けとなった前作のレビューはこちら。どういう作風で次は来るだろうかと思っていたら、ポップ度がより高くなっていましたね。

「階段コンチェルト」はピアノとパーカッションが激しく入り混じる曲。テーマは割りとしっとりした恋愛もので、ボーカルも勢いはあるが終盤は悲しみの色が強くなっていく。
「流星」もパーカッションの存在感が凄いノリの良い曲だが、やっぱりどことなくしっとり感が。"~良いのに"と後引く感じのシンプルな詞ですね。
「愛してやまない」はリード曲。品のあるピアノアレンジが素敵。この曲に限った話ではないが、節回しが独特だよね。歌おうと思っても歌えない。なんか未練がましいなあ今回の歌詞は。
「そうならいいのにな」はピアノとパーカッションが抑えめの切ない曲。間髪無い言葉の繋ぎ方がこれまた珍しい。

「臆病者ラプソディー」はバイオリンの物悲しいイントロと間奏が印象的。短い曲だけど哀愁あるメロディーに非常に惹かれるものがあるね。
「アレルギー」はいきなり"痒い"を連発する激しめロックアレンジ。前作の作風に近い痛快さ。変拍子ぶりが心地よい。
「ユキコ」は前曲からすかさず始まるこれまたロックな曲。ここの流れは勢いがあって好きだなあ。今作では少数派のファンタジックなテーマですね。中盤から終盤にかけての展開は「月夜海水浴」を彷彿とさせる。
「優しい世界」は波の音を取り入れたミディアム寄りな曲。"優しい世界が在るなら 今すぐそちらにワープさせて"と歌い上げる。

約30分。どこを切ってもキャッチーの一言。前作のおどろおどろしい雰囲気は薄れ、真人間になりつつある(とは言え彼女らは別の惑星人という設定だが)作風にシフトしてきた。とことんデフォルメされた狂気を演じていた前作に対し、全体的に感傷的で現実に則した詞が多くなったのが象徴的。言葉選びとしてはそこまでトリッキーなものが今作では見当たらずだいぶ大人しくなった印象ではあるが、変化したわけではなく元々このユニットの音楽性の一つの側面としてあったものらしい。理論的に上手いことが言えないんだけど、キャッチーな歌メロの中にどことなく不安を煽る少しずれた音を混ぜ込むのが、彼女らの得意分野なのではなかろうか。とにかく変則的なリズムが続くので、展開を予想するのは困難。だが聴き手を突き放し過ぎないバランスを保っている。音大生なので、基礎的な部分がしっかりしているのもあって、定石をあえて崩すことで成り立っている音楽と言えそう。デビュー当初は林檎・ヨエコあたりのフォロワーなイメージが強かったが、マイルドなポップスもバランスよくできることが明確になったね。前作を既に聴いた方も、ここを入口にする方にもおススメしやすい一作。

★★★★☆


なんすか、この寸劇は。たねこ可愛い。


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