hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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ROLLICKSOME SCHEME「MAMMY,END-GOLDEN,APPLE」 

MAMMY,END-GOLDEN,APPLE
ROLLICKSOME SCHEME「MAMMY,END-GOLDEN,APPLE」
2011年に結成された男女5人組ロックバンド、ROLLICKSOME SCHEMEの1stミニ。
“痛々しい、けど、心地善い”をコンセプトにしているバンドとのことですが、なかなか面白い存在だと思います。

「零距離」はブレスから一気にボーカルに突入し疾走していく一曲目。椎名林檎的、より最近で言えば小南泰葉的なアプローチの曲である。どっちかと言うと小南に近い雰囲気。息つく暇なく後半に勢いを増すアレンジは良いですよ。
「人生の管理」もAメロから小南風だな。サビ前の間奏の出来が邦ロックっぽい荒さと整然さを両立できていて好き。肝心のサビが弱いのがね…
「実験」は比較的穏やかな曲調。今作で唯一楽天的な音が聴ける曲。作りはしっかりしているのだが、インパクト、オリジナリティともに薄いかな。
「EDEN」はリード曲。サビまで2分20秒とやや長い時間の前置きがある。同一メロディーの繰り返しの中で徐々にアレンジに盛り上げを見せ、サビで一気に激しさが開花するという構成。サビ後は駆け抜けていくようにラストに向かっていき実に気持ちが良い。
「55日闘争に宜しく」も前曲同様スロースタートな導入からサビで加速して、その勢いを後半も殺さずに走っていく展開。どこら辺が「55日」なのかはよく分からんが、なんとなくインパクトを持たせたい意図があるのだろう。

ポストロック系に見られがちなお堅いタイトルが多い全5曲のミニアルバム。女性ボーカルは親しみやすいポップ寄りの声質なのでオルタナ、ポストロックにおける変な息苦しさは特に感じない。特徴のある声なのだが、最近は似た声をもつ人が多い気がするので、同系統を漁れば漁るほど特色を明示するのが難しくなる。超ざっくりした言い方をすれば、ジュディマリと東京事変を合わせた感じだよと説明すればとりあえず通じてしまう系統。実際に影響を受けたかは知らないし、かなり乱暴な括り方ではあるが。楽曲の特徴としては、オルタナロックの攻撃的なバンドサウンドの中に、余裕を持たせたポストロック的な音の配置を組み込むことで、おそらく上記のバンドコンセプトを成立させていると解釈した。歌詞は若干堅い感じで煽ってくるようなフレーズも見られるが、基本的に裏読みさせるほど深い詩的な言葉選びは少ない印象。奇を衒った言葉を使うか、より簡素なフレーズで含みを持たせるか、このあたりはもうちょっと精査が必要かもね。比較対象を挙げられないくらいの独自性をより磨いていけるかどうか。

★★★★


2:20から爆発。



※追記
ボーカルのワイコさんからコメントを頂きました。ありがとうございました。

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