hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

TB: --    CM: --

GOOD BYE APRIL「もうひとりの私」 

もうひとりの私
GOOD BYE APRIL「もうひとりの私」
2010年結成の男女4人組ロックパンド、GOOD BYE APRILの2ndミニ。
Great Hunting注目の若手バンドの一角。色彩豊かに洗練された綺麗なポップスが魅力的です。ジャケが可愛いよね。

「パレードが呼んでる」はリード曲。鮮明な鍵盤の音色に始まり、徐々に盛り上がりを見せ、聴き手をワクワクさせるような展開。テーマとしては"王様"を軸にファンタジックな絵本のような世界が描かている。各楽器がそれぞれの持ち場を侵すことない質の高いアンサンブルが完成している。終盤の観衆のようなSEも最高潮に達するパレードを表現するという意味で実に効果的。
「ブルー・ライト・ブルー」はスローでほのかにセンチメンタルな雰囲気を漂わせる曲。ピアノ間奏が素晴らしく、その後のクリアで高音のボーカルがこれまた良い。
「かくれんぼ」も好きな曲。短音で入るギターと伸びのあるボーカルのコントラストが絶妙。歌詞としては最近の若手が多用しがちなテーマではあるが、みんないろいろ違うイメージを作るねえ。
「バイタルサイン」は『生きている証』という意味を持つタイトル。爽やかですねえ。透明感というとちょっと違う気もするけど、様々な変化を見せながら流れていくメロディーが心地よい。
「負け犬アンカー」はマイナスをプラスに転じさせるタイプの前向きソング。いやー嫌味なしに優等生ぶりが凄い。何目線なのかはともかく一番タイアップをつけやすいイメージ。
「te to te」はラスト曲。一貫して優しかったなあ。大仰になり過ぎないコーラスワークによって、さらっと清々しい余韻が残る。

最初の紹介にロックバンドとは書いたが、実際のところ楽曲は非常にポップス寄り。若手バンドにありがちな初期衝動的な荒っぽさはほとんど見られず、丹念に曲を仕上げてきているという印象が強いです。テーマとするところはファンタジーを含むライトな物語性のある曲、芯の通ったメッセージソングが中心であり、どの曲からも人柄の良さや親しみやすさを感じる。サウンド面ではこれと言う強い特徴こそないが、一曲ごとに色の違いをしっかり出せているのは実力がある証。何より特筆すべきはボーカル。ややハイトーンでクリアな声質は誠実な好青年というイメージで、楽曲の爽やかさを象徴する存在となっている。前作に比べて音のバランス的にボーカルをかなり強くしているのが明らかで、バンドの特徴として良い面を出せているのではないかと思う。私のよく聴く範囲で言えば、ほたる日和とかAPOGEEの永野亮あたりが近いのかな。もっと近い人がいるはずだけど。圧巻や凄味という言葉で形容できるタイプではないが、人に寄り添うようなポップスとしてかなり優良。人の良さに心洗われ、癒しと励ましを与えてくれる一作。

★★★★


王様いい体してるな…


関連記事
スポンサーサイト

category: アルバムレビュー

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://hawaiibem.blog.fc2.com/tb.php/148-d7e4b9df
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

このブログについて

最新記事

カレンダー

カテゴリ

リンク

アクセス数 since 2014.1.12

つぶやき

最新コメント

月別アーカイブ

ブログ内検索

にほんブログ村

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。