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気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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ClariS「SECOND STORY」 

SECOND STORY(初回生産限定盤)(DVD付)
ClariS「SECOND STORY」
2010年にデビューした現役女子高生(2013年現在)2人組ユニット、ClariSの2nd。
イラストでしか本人らをイメージすることができない、いわゆる覆面ユニット。これまでの楽曲は全てアニメタイアップに注ぎ込まれており、セールス的にもデビュー時から好調を維持している模様。それなりに評価が高いのに辛辣な意見(特に最後)が多かったりしてよく分からんレビューですが、可愛いから逆にいじめたくなる衝動の可能性もあるので、あまりお気になさらないように。

春の曲「ハルラ」。「ハルラ」というのはハルウララの略だろうか。日本語が乱れているが、言葉の響きはよく春ののどかで穏やかな情景が浮かぶ。
「Wake Up」は私が2012年でわずか2本しか観ていない深夜アニメのうちの一つ「もやしもん」のOP。正直な話、OPは一回聴いて以来飛ばしていたのであまり印象に残っていない。彼女らの曲ってセンチな曲の印象が強くてこういう明るさ満天な曲を出されてもあまり面白いとは思わなくなってしまった。ちなみに私がもう一本観ていたアニメは「じょしらく」です。はい、久米田信者です。
「rainy day」は梅雨の曲。妙にトロピカルなアレンジ。日本の梅雨というより南国感が強い。でっかい葉っぱで雨宿りしているみたいな。

5~8曲目が個人的にはピーク。
「HANABI」は和の雰囲気がある王道の切な系夏うた。ベタはベタだが好きですよ、こういうの。なぜ「花火」を「HANABI」とか「儚火」とか書きたがるのか。「華火」で検索したら店の名前ばっかり出てきた。
「with you」は今作で一番好きな曲。王道な打ち込み系だが、畳み掛けるような切ないサビが印象的。次の「ルミナス」といい、この手の曲がやっぱり一番ボーカルが映える。ベクトルが似過ぎている気もするが。
その「ルミナス」は魔法少女アニメの主題歌。KalafinaもClariSも聴いているのに、このアニメもまともに観たことがない。観た方がいいんですかね?アニソンというのはアニメの世界観に合わせて作っているものも多くあるのだから、合わせて観た方が楽しめるという意見には概ね同意する。ただ、純粋に曲を聴くだけで十分楽しめてしまうある意味幸せ者なので、今のところはあまり視聴の必要性を感じていません。この曲についてですが、「コネクト」の続きみたいなもので、どちらかのメロディーを頭に入れるともう一方をド忘れするというくらい似た響きがある曲。作曲者が同じだからしょうがないか。なんだかんだでこれも好きです。
「ダイアリー」は他と比べても時代錯誤な感じが強いが、謎の中毒性がある曲。こういう変化球も面白いので、いろいろチャレンジしてほしいところ。「rainy day」と同じ作曲者なのだが、異分子的な役割を担っているのだろうか。

終盤は冬の曲が3連発。作曲者が全員違うので三者三様になるはずだが、割りと歌詞は似たようなところで少しずつ言葉をマイナーチェンジしている感じでテーマが似通っている。さすがに食傷気味。個人的に注目している重永亮介の「ひとつだけ」もあまりハマらなかった。3曲の中では「グラスプ」が一番好き。こういう時にfripSideの「trusty snow」みたいな曲が入ってくると目立つ。
ラストはkzの「reunion」。ここで春に戻るわけか。構成はまずまず。曲についてはアレンジで制作者がやりたいことをだいぶ主張している感はあるが良い曲。ただこれも前作と似てないか。

今作は春夏秋冬の季節の流れがコンセプトになっており、アルバム曲は様々な季節の歌になっている。別に珍しいことではない。楽曲的にもこれといった新規性はなく、90~00年代の小室サウンド隆盛期以降の正統派J-POPの流れを汲んだ打ち込みとストリングスを多用した曲が多く、奇を衒った展開もないので非常に耳触りが良い。制作陣は前作とほとんど同じようだが、割りと作曲者の違いによるチグハグな感じもなく、全編同一人物がプロデュースしているような錯覚さえする。KOHさんという人だけ一人個性を出そうと息巻いていた感じがするが。歌詞のテーマは清純派そのものなので、一般的なアイドル同様に別段興味が湧くものではなかった。歌唱は同世代のアイドルに比べれば上手いには上手いし、憂いや泣きが入り混じった声質というのは少々影も感じさせて魅力はある。オリジナリティがあるかと言われると首を捻りたくなるが。女子2人のハモリという点で初期のRYTHEMみたいな雰囲気があると感じたが、彼女らは歌い手にしか徹していないんですよね。そこでやっぱり付加価値が変わってくる気がするが、現時点ではタイアップを含め上手いことプロデュースしてもらっているとは思います。皮肉なことに、2次元の彼女らが最近の実在するアイドルの中で最も清純派なのではないかと思ってしまう。

ところでぶっちゃけた話、このユニットどこまで活動が続くのでしょうか。今は"現役女子中学生"→"現役女子高生"という魔法のキャッチコピーがまだ使える時期ではあるが、今のスタンスを貫いて"現役女子大生"ましてや"現役OL"みたいになってまで活動を続けても、興味をなくす大きいお友達も増えてくるのではなかろうか。はたまた、永遠の女子高生タイムが発動するのか。そのためには、彼女らのさらなる表現力の向上とソニー系にありがちなアニソン枠としての囲い込みを取っ払うことが、今後必要になってくるのではないかと思います。なんだか素人のくせに業界人っぽい意見になってしまって嫌ですが、制作サイドもそんなことは百も承知でしょうし、アイドルお得意の"学業に専念します"的卒業になってしまうことも覚悟する必要があるかもしれませんが、今は時間の限られた若さを全面に出した活動に期待していきたいと思います。

★★★★☆


公式の動画は上げていないんですよね。アーティストによって出したり出さなかったりよく分からん会社だ。

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