hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

TB: --    CM: --

HaKU「wonderland」 

wonderland
HaKU「wonderland」
大阪出身の4人組ロックバンド、HaKUのメジャー1stミニ。
かつては"凛として時雨+サカナクション"という表現がよく似合っていたバンドで、両バンドが好きな私としてはドンピシャで好みのタイプ。ただ最近の作品では、そんな例えを吹き飛ばす個性を発揮し始めております。ミニアルバム→フルアルバムでのメジャーデビュー→1stシングルときてシングル攻勢が続くと思いきや、またミニアルバムとは。

序盤2曲が熱い。
「ショウガイレンサ」は漢字で書くとしたら「生涯連鎖」となるのか。得意パターンのイントロに始まり一気に駆け抜けていく展開。どこから声出してるんだという感じのサビの高音ぶりに注目。"頷くだけのイエスマンは辞めた"は詞もメロディーも好きなフレーズ。テレ東のアニメのタイアップ向き。
「everything but the love」は"wo wo wo"と彼らの最近の曲でよく見られる威勢の良いダンサンブルロック。"蹴散らせ"からのストレートでエモーショナルなサビが印象的。彼らのこれまでの曲の中でも、一二を争う高い熱量をもった作品に仕上がっています。ボクシング中継のテーマソングにもなっており、確かにスポーツ向き。ボクシングなのに"蹴散らせ"とはこれいかに。

「defiance」は抵抗とか反抗の意味をもつタイトル。もっと後半ははじけるのかと思ったが結構泥臭く終わった。このあたりのミディアムな曲がさらに伸びれば面白いんだけど。
「眠れぬ夜にライトをあてて」は真夜中~夜明け前の高速道路が舞台の曲。高速道路だが別に疾走感のある曲ではなく、"月を見ていた"曲。風情がある。あれっベースの人の声こんなに萌え系だったっけ?タイトルに対して、余計眠れなくなるだろという適当なツッコミをしてはいけない。
「somethin’ cold」は"クスリ"を連呼するドラッグミュージック。このスリリングさは攻めてますね。"リスク"という単語も出てきたせいで、KOTOKOの「RI←SU→KU」を思い出した。
ラストの「優しいモノと複雑なモノ」はしんみりしっとり系。しっとり以上に湿気ってる気もするが。これまでの強気な曲から一転して妙になよなよしている。この声でなよなよされると余計女々しさが増す。これライブでインサートされても盛り上がらんぜ。こういう曲は彼らとしては珍しくはないが、ただただしっとりしているのであまりサウンドに関しても言うことがない。鬱っぽい主人公だけど手を差し伸べてくれる人がいました的な詞。

わずか6曲だが起伏に富んだ一作。ジャンプの主人公の如く強気と弱気の落差が激しい。躁鬱の状態が激しく、クスリに手を出してwonderlandというと、なんか危険な香りがプンプンするという変な深読みをしてしまった。
熱いダンスロック系バンドとして最近は認知されている節があり、他バンドとの違いがだいぶ出てきた印象。期待をしているバンドなのでさらに期待を込めて書いておくと、1曲ごとの構成力をもっと上げて欲しい。アルバムの流れで聴くとメリハリはあるのだけれど、曲単体のインパクトが弱いものも見受けられる。高過ぎるボーカルが浮いてしまっているからか。1曲の中でも展開が大きく変わるような楽曲にも挑戦してみたらより面白くなると思います。あとは、「everything but the love」はサカナクションの「Aoi」に負けず劣らずな出色の出来だと思うので、こういうダンサンブル曲に磨きをかけてさらに個性を強めていって欲しいところ。

★★★★


発想が面白いMVだが、どうしてもハイスイノナサと被る。でもこういう試みはすごく大事です。


関連記事
スポンサーサイト

category: アルバムレビュー

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://hawaiibem.blog.fc2.com/tb.php/119-12226d71
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

このブログについて

最新記事

カレンダー

カテゴリ

リンク

アクセス数 since 2014.1.12

つぶやき

最新コメント

月別アーカイブ

ブログ内検索

にほんブログ村

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。