hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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Etude Lavie「オクタヴィリア」 

オクタヴィリア
Etude Lavie「オクタヴィリア」
ジムノペディ、peziteで活動した男女2人組によるユニット、Etude Lavieの1st。
華麗なる幻想世界への誘い。

2015年上半期のダークホース。キャリアとしては若手ではないのですが、完全にノーマークな存在であり、サブコンを機に知ることができました。

不思議な世界への扉を開けるような小曲「ピレネーの渚」に始まり、疾走感と洒脱さが溢れるジャジーなリード曲「リトルクルセイダース」で早くも心奪われます。夜空を自由に飛び回るような気持ちよさがピアノやサックスで上手く表現されていると思います。非常にキャッチーな構成、ちょうど1分半で1番サビが終わる部分も鑑みて、アニソンとしてもぴったりなのでは。

アダルトでムーディな「螺旋」、「踊り明かそう」の流れも素晴らしく、ここまでの4曲で既に今作が名盤であることを確信しました。続く「ディレイ ディレイ」はしんみりしたタッチの曲ですが、『時』がもたらす寂しさにグッときますね。アウトロの仕上がりも綺麗。

打ち込み系のインタールード「sequel 7th」を経て、軽快な演奏が楽しい「アイロニー バズ」と続きます。"右 左"と"西 東"のところがキュート。「夜明け前」は今作一の上品な演奏を堪能できます。

「オクターヴ」は最もドラマチックな展開の曲。幻想的で芸術的なサビはカッコよさ抜群。ラストの「メリーゴーランド」はここまで描いてきた世界との別れを、『本を閉じる』という風に描いた曲。現実と幻想の狭間にいるようで、どちらの世界に行っても寂しさを感じずにはいられない様が余韻となって残ります。

大人向けの童話の世界とでも言うべきか、絵本の中に迷い込んだような幻想的な雰囲気と、現実と陸続きになっている物寂しい雰囲気が後を引く名盤。ジャズをベースにした洒落たアレンジが魅力的で、歌謡曲的な明快なメロディーもさることながら歌詞にもあまり難しい言葉を使っていないのも良いところです。ボーカルのナオミさんの声質も大人と子供の間を行く絶妙さがあり、楽曲のニュアンスに合わせた声の使い分けをしているのが凄いなと。品の良さと親しみやすさを兼ね備えているので、多くの人に聴いてもらいたい作品です。

★★★★★


いざ感。




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