hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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2015年上半期マイベスト~気になるあの娘編 

サブコン
ミュージックビデオというのは楽曲の印象を左右する重要なコンテンツであることはもはや言うまでもないと思います。ただ最近の若手男性ボーカルバンドのMVは、若くて可愛らしい娘を出しておけばOKというけしからん風潮が蔓延しています。お互いが知名度を上げるという意味で相乗効果はあるかもしれませんが、アーティストとしての発想が枯渇しており、由々しき事態だと思います。そんなわけで今回は、2015年上半期に観たMVから、気になる女性ゲストが出演しているMVを並べて堪能しようというゲス特集です。目の保養になれば幸いです。


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category: マイベスト

LACCO TOWER「非幸福論」 

非幸福論(初回限定盤) CD+DVD
LACCO TOWER「非幸福論」
2002年結成の男性5人組ロックバンド、LACCO TOWERのメジャー1st。
幸福とは、不幸とは。

自主レーベルからリリースされた前作「狂想演奏家」を最高傑作だと褒めてから1年、早くもそれに比肩する作品をメジャーから出してくるとは…

1曲目に強烈なリード曲を持ってくるスタイルはこれまで通り。そのリード曲「非幸福論」は不幸せな今から幸せを掴んでいくという前向きさを熱気ある演奏で表現しています。ほぼ同じメロディーなのに2段構えで盛り上がる構成のサビが素敵です。定番となっている果物シリーズ「葡萄」も歌い始めから一気に加速していくカッコいい曲。こっちがリード曲でもいいレベル。いつか『果物』盤でベストを出してほしいです。「朝顔」は男女両方の視点から分かれを描いた曲であり、センチメンタルなメロディーが響きます。

アグレッシブなアッパーナンバー「傷年傷女」でここまでの流れをリセットするような破壊力で駆け抜けたかと思えば、ロマンチックでポジティブに満ちた「星空」、王道スタイルな「十六夜」と中盤の流れには翻弄されます。

鮮烈な印象を与える歌詞の「茜」は歌謡曲度が強いメロディーが秀逸。トレーラーの映像がこれまた良いんだな。「斑」は今作の最高速度の曲であり、葛藤を吹き飛ばすようなサビの疾走感が気持ち良いです。「霙」も曖昧なものを例えとして用いているのは前曲と同じなのですが、ミドルテンポになった分だいぶテイストが違いますね。「共鳴」は人と人との繋がりを感じさせるハートフルで快活なラスト。

幸福と不幸という対立軸の中で描かれる喜びや悲しみ、もがきや葛藤。人の感情は定量化することができない、ましてや幸せの尺度も人それぞれ。しかし、自分以外の誰かの存在があってこそ、感情が揺れ自分が置かれている状況が分かるのだと、今作を聴いて改めて思いました。テーマに沿った共通項を散りばめながら、カラーの違う曲を上手く配置しており、アルバムとしての作り方が非常に良いです。歌謡曲ベースのメロディーの良さは言わずもがなですが、メジャー進出という大きな変化に臆せず、これまでのバンドとしての持ち味を十二分に発揮することができていると思います。

★★★★★


素晴らしきトレーラーは下の動画。




category: アルバムレビュー

まじ娘「Contrast」 

Contrast (デジタルミュージックキャンペーン対象商品: 400円クーポン)
まじ娘「Contrast」
ニコニコ動画などで活躍する歌い手、まじ娘の1st。
光と影を映し出す心の叫び。

『歌い手』出身シンガーの期待のホープ。ここ最近のニコニコ動画界隈のトレンドは完全に追えなくなっているのですが、良曲が詰め込まれた凄まじい作品になっています。

まず選曲について。ボーカロイド楽曲が原曲となっているものも多いですが、私が知っていたのは「サリシノハラ」、「ペテン師が笑う頃に」の2曲のみ。100万再生を超えている「独りんぼエンヴィー」、「ウミユリ海底譚」といったクセの強いメロディが特徴的なロックテイストな曲あり、「ハルニキミト」、「回らないトゥシューズ」といったエレクトロニカの緻密で洒落っ気のあるアレンジが楽しめる曲もあります。
ストレイテナーのホリエアツシによる「アマデウス」は今作を知るきっかけとなった曲ですが、イントロからカッコいいですね。ダンスロック調のノリの良さに加えて、サビの切迫感がたまらなく好きです。同じく、書き下ろし曲である「グロウフライ」、「Hypocrite Syndrome」、「ノクターンとクラゲ」もそれぞれベクトルこそ違いますが、エネルギーに溢れています。

そして彼女のボーカル。メランコリーやセンチメンタルを含んだ声質の持ち主であり、繊細なだけではなくパワフルな曲にも対応できる表現力の高さが魅力です。序盤にある「心做し」が特に良いですね。声を枯らしながら歌い叫ぶ迫真のボーカルに胸を打たれました。自身が手掛けた「end」でもそうでしたが、感情の起伏が激しいドラマチックな曲が得意なようです。ラストの「羊水の記憶」は神秘的な雰囲気が漂うアレンジと伸びやかなボーカルが良いですね。亡くなった母親が作った作品であるという背景を知ると、より感慨深くなります。

『歌い手』という存在に対する賛否はあるとは思いますが、ボーカロイド原曲の良さを生の声によって引き立てている好例と言っていいでしょう。もともと定評を得ているインパクトの強い曲が多いのですが、そこを超えてしっかりと自分のモノにできていると思いました。またボーカロイド曲も漁ってみたくなったなあと。正直な話、最初はアーティスト名を見て敬遠するところでしたが、杞憂むしろ大発見でした。バイアスやカテゴリーに囚われずに聴いてみるべき作品だと思います。

★★★★★


小島(こじま)→まじ娘(まじこ)。なるほどね。




category: アルバムレビュー

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