hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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バックドロップシンデレラ「シンデレラはいい塩梅」 

シンデレラはいい塩梅
バックドロップシンデレラ「シンデレラはいい塩梅」
2006年結成の男女4人組ロックバンド、バックドロップシンデレラの6thフル。
みんなで踊ろう、ウンザウンザ。

「亡霊とウンザウンザを踊る」はハードコア、パンク、スカ、ヒップホップといった要素がホラーテイストで矢継ぎ早に飛び出してくる展開に驚かされる。終盤は民族的とも宗教的とも言える怪しさがあり、節操なく様々な音楽を吸収している彼らの持ち味が凝縮された一曲だと思う。
「メラメラ」はメタル崇拝ソング。いい意味でバカっぷりが突き抜けている。いい意味で。音楽性のブレブレなところもネタとして抑えているあたりがなんとも憎いね。ベビメタにあやかっているのは気のせい?
「卑しくも旅立ちの歌」は軽快なカッティングが心地良い旅ソング。あったかいところに行きたくなるね。

「探して☆エジプト」は奴隷ソング。タイトルに偽りなしなアラブ系のメロディーがツボ。
「バイトやめよ」はインディーズバンドの実態を示した感じのテーマ…というほど切実さはなくやはりコミカル。この歌詞、ノンフィクションなのだろうか。ボーカルが交替で歌い繋いでいく形式なのが面白い。
「ピノキオ」はメルヘンチックなテーマ。カズー(多分)を取り入れたちょっと間の抜けたアレンジ。

「STOP!家族!」は南米ノリの曲調で、甘いものを禁止される兄、女の子を禁止される父…としょうもない歌詞が立ち並ぶ。
「台湾フォーチュン」は今作のマイベスト。ドが付くくらいのキャッチーなキラーチューン。2014年の高中毒性ロックの中でも5本の指に入るクオリティだ。パスピエの「チャイナタウン」とマッシュアップできる人はおらんのか。
「耕せ!」は農業(?)ソング。歌詞がナンセンス過ぎて何故これをテーマにしたのかと。でんぢゃらすじーさんをふと思い出すが関係はない。

「ボーカリストの友達」はバイオリンをフィーチャーしたイントロが妙にカッコいい爽やかな曲。ブリトラがアルバムの中で一曲くらい出すタイプの曲に似ている。こんな普通に良いJ-POPも書けるのかよ。
「きぶん」はレゲエっぽいシンプルなアレンジでダウナーでシリアスな空気を醸し出した曲。さっきまでの元気はどうしたのか。
「月あかりウンザウンザを踊る」はアイリッシュダンス的なノリの良い賑やかなラスト。青春アイリッシュパンクと言うべきか。速弾きのバイオリンとかコーラスの入れ方とか好きだわ。

『ウンザウンザ』と呼ばれる独特の音楽性を有したバンド。決してメインストリームに来ることはないであろうB級感で溢れかえっているのですが、妙に耳に残るポップでキャッチーなメロディーの数々は侮れませんでした。洋の東西を問わず、ワールドミュージックを取り入れている点も評価が高いですね。バンドのキャラクターも変態的ですが、どこか憎めない親しみやすさがあり、各楽曲のキャラもしっかり立っています。ヘンテコで収拾がつかない振れ幅に見事に踊らされるであろう一作です。

★★★★


ツッコミどころしかないシリーズ。




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