hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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アンダーグラフ「やがて咲く花達へ」 

やがて咲く花達へ
アンダーグラフ「やがて咲く花達へ」
大阪出身の男女3人組ロックバンド、アンダーグラフの6th。
優しさと強さで紡がれた珠玉の一作。

「手と手」はアイリッシュサウンドで行進するようなポジティブソング。テンポよく前向きな気分になれる。
「風を呼べ」はアニメ「弱虫ペダル」のED。自転車競技を題材にしたアニメということもあり、全身に風を受けながらも前へ突き進んでいく様が、演奏からも感じ取れて爽快。
「埋もれた花達へ 」は今作のマイベスト。エキゾチックなパーカッションを交えたマイナー調の曲であり、彼らの真骨頂ともいえる力強いメッセージとメロディーが秀逸だった。

「君に言いたいこと」はスローテンポでまったりとした音が安らぐが、そっと背中を押してくれるような応援歌になっている。
「ファミレスにて。」はカントリー調のアレンジに懐かしさを感じる曲。庶民的な風景をバックに、頭の中にある実直な思いをアウトプットしている。
「旅立ちの日」は前半のラストを飾る曲。語りかけるように君を送り出す歌詞。さすが「旅立ち」に定評があるだけのことはある。

「パラドックス」は熱気あるコーラスをバックに漢気のあるボーカルが吠える。ミドルテンポなのが一層勇ましさを助長させている。
「快楽天国」は3rdアルバムあたりを思い出す作風の曲。初期衝動的で語呂重視の歌詞といい、今作においては異質な存在とも言えるが、ピアノが跳ねていて好きだな。
「夢を話そう」は牧歌的で平和なワルツ。ヨーロッパの美しい自然の景色が目に浮かぶ。
「ツバサ2014 10th anniversary version」は2004年のデビュー曲「ツバサ」のリテイク。アコースティックなアレンジに変わっているが、やはり名曲だ。次は讃美歌Ver.だろうか。

「odore!!-hanero!!」はバイオリンの速弾きから始まるアイリッシュダンスな曲。冒頭の「手と手」とリンクしていると思うが、こちらの方が単純明快で快活な曲になっている。
「賽~sai~」はアッパー曲。サビがキレッキレでカッコいい。"球体飛ばす耐久戦"って何だろう。錦織?
「フォルム」も同じくアッパーでこれまた威勢が良い。終盤にきてアッパーなロックナンバーが並んだのは予想外だったが、期待を越えた出来だった。

メジャー再デビュー後、初のフルアルバム。冒頭からアイリッシュ音楽を取り入れてみたり、柔らかくオーガニックな響きのあるアレンジの曲が増えた印象を受けました。優しい言葉で表現されながらも芯の強さを感じる応援ソングは彼らの持ち味の一つでありましたが、こういった音との相性は非常に良く、良い方向に進んでいると思いました。それでいて、ロックナンバーにもこれまで以上にキレが感じられて、全体的に引き出しと振り幅が増した楽曲が集まったと思います。「ツバサ」のイメージしかない人にも自信を持っておススメできる一作です。

★★★★☆


もう10年経つのか…


category: アルバムレビュー

fhána「Outside of Melancholy」 

Outside of Melancholy
fhána「Outside of Melancholy」
3人のプロデューサーと1人の女性ボーカリストからなるユニット、fhána(ファナ)の1stフル。
憂鬱の向こう側にある澄み切ったセカイ。

「Outside of Melancholy ~憂鬱の向こう側~」はアルバム表題曲。ボーカルから始まるイントロが激しいバンドアレンジになっていて不意を突かれた。サビではどこまでも高音に届くボーカルが気持ち良く、視界が明るくなる。
「tiny lamp」はストリングス重視の疾走感溢れる曲。アニソンの王道と言った感じだが、音数が非常に多く、終始隙の無い展開に引き込まれる。
「divine intervention」は今作のマイベスト。前曲よりもさらにテンポアップ。エレクトリックとシンフォニックを融合させたアレンジが絶妙で、School Food Punishmentを彷彿とさせる(大事なことなので3回くらい言いました)。

「lyrical sentence」からはイケイケな序盤の3曲に比べると、落ち着いて聴ける流れ。この曲は小説をモチーフにしており、ピアノを中心としたシティポップなアレンジに癒される。大サビのメロディーは音を無理に上げ過ぎな気がして不自然に感じたが、まあいいか。
「スウィンギングシティ」はタイトル通りスウィングの要素が取り込まれた陽気なポップス。間奏やアウトロに入るサックスにによってさらにポジティブな気分に。
「はじまりのサヨウナラ」は、旅立ちをテーマに、開放的なサウンドと切なさも含んだメロディーが胸を打つ。
「いつかの、いくつかのきみとのせかい」は広義のセカイ系とも言える"僕"と"きみ"との物語を歌った今作を代表する曲であり、ピースフルな展開に和む。

「Paradise Chronicle」は初めて作曲者が切り替わるが、瑞々しさ満点のエレクトロポップに仕上がっている。
「ARE YOU SLEEPING?」は柔らかいシューゲイザーサウンドが心地よく、"あのね ほらね"というサビが愛らしい。
「ケセラセラ」はメジャーデビュー曲。デビュー当初はあまり気にしていなかったのだが、改めて聴くとグッとくるメロディーラインだな。
「innocent filed」は再びエレクトロ度の高い曲だが、男性ボーカルやサックスの絡め方も手堅い。小室哲哉と矢吹俊郎のセンスを合わせたらこんな感じ?

「君という特異点 [singular you]」は序盤の楽曲に通じる疾走ストリングス系。"特異点"という理系っぽいワードにくすぐられる。
「星屑のインターリュード」は前曲に続き、天文的なワードを絡めたディスコ調ポップス。一連のメロディーの繋がりが綺麗で惚れ惚れした。星空が目に浮かぶ長めのアウトロも好印象。
「white light」は今作のテーマに立ち返り、スケール感のあるアンサンブルで締め括られる7分の大曲。エヴァっぽいフレーズが出てくるね。

iTunesの2014年の期待の新人としても選出されたユニットによる待望のフルアルバム。『泣き』を含んだ起伏あるメロディー、打ち込みを主体とした煌びやかなアレンジ、清楚な女性ボーカル、と三拍子揃っており、名盤であることを確信しました。バンドというよりもコンポーザー+女性ボーカルという形態である点、90~00年代のJ-POPに通じるキーの高いメロディーを駆使している点などから、avexの英単語を3つ並べた名前のグループのいくつかを想起させました。俗っぽさや穢れが無く、一貫して澄んだイメージがあるのも良いところですね。レーベル的にアニソンを中心に活動していますが、より広範に活躍できる存在になることは間違いないでしょう。

★★★★★


憂鬱という漢字を書いているだけで憂鬱になるという意見には納得です。




category: アルバムレビュー

2014年12月度マイベスト10 

サブコン
今回はサブコンにて投票した、2014年12月度の楽曲マイベスト10を紹介します。
この企画に参加してもう2年が経ちました。参加する前は、Twitterのbot(@welovejpop)の運営まで任されることになるとは思ってもみなかったですね。

2014年のラスト。初ランクイン組も多めでしたが、このバンドが1位に来るのはかなり意外でした。


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category: マイベスト

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