hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

TB: --    CM: --

Marmalade butcher「Uteruchesis」 

UTERUCHESIS
Marmalade butcher「Uteruchesis」
2010年結成の男性3人組インストバンド、Marmalade butcherの1stフル。
洗練されたカオス。

一曲目「Akerue」から縦横無尽に音が飛び交う濃密過ぎる展開。激し過ぎて笑うしかない。
いきなりラスボス級の激しさでこの後どうなるのかと思ったら、「うしなはれるるなづき」ではさらに加速度を増して、「Immortality Math Club」では変態度高めてくるわで序盤から留まることを知らない勢い。

「Diritto」は緻密なピアノアレンジに好戦的なギターを乗せてカッコよさ抜群。ダークサイドに堕ちた宇宙コンビニ。
「Voice of Chloe」は女性ボーカルをサンプリングした一風変わった曲。CAPSULEをより複雑にしたようなオシャレ感とアウトロのまるえつ感がツボ。
「Distruzione del cervello」はダブステップを絡めたり音ゲー色が強い曲。これまたクール。

「Hypnorain」はサビ部分が空を飛んでいるような爽やかさがあるね。このくらいだったらグランツーリスモのBGMに紛れていても違和感ない。
「Y/M/K/M」は唯一5分越えの大曲。アウトロで少々クールダウン。
「ill lily」はアプローチがガラッと変わり激しさは薄れる。左右の耳で交互に響くギターの音が印象的。

「Ashimotokaramitasekai」はスケール感の大きい演奏がエモい。
「In lacrimis」は打ち込み色の強いアレンジ。このタイプの曲は聴き飽きない。
「Uteruchesis」はアルバムタイトル曲。ユーテラス(子宮)+ラケシス(運命の女神)という意味からつけた造語だそうだ。彼らの楽曲としては珍しくハートフルに聴こえる。
「Anima」はリード曲。ラストでえげつないリード曲出すとか、正気の沙汰じゃない(褒めてる)

期待の若手第1弾で紹介した、通称『マ肉』の待望のフルアルバム。ひたすら『かっけーなおい』だけ書いても良かったと思える名盤。打ち込みによる作曲がベースとなっているためか、音ゲーの高難易度曲みたいなテクニカルな楽曲が特徴。複雑怪奇でカオスなアンサンブルの中に、マスロックの緻密な計算とゲーム音楽的なキャッチーさが窺えます。洗練されたプログラミングと武骨でフィジカルなプレイのぶつかり合いが痺れますね。アルバム構成をもっと捻ったら、さらに凄いものが作れそう。自称『モテるインスト』。モテたい人は聴き逃しのないように!

★★★★★


特撮モノにしては造形が怖過ぎるよ。


スポンサーサイト

category: アルバムレビュー

このブログについて

最新記事

カレンダー

カテゴリ

リンク

アクセス数 since 2014.1.12

つぶやき

最新コメント

月別アーカイブ

ブログ内検索

にほんブログ村

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。