hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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島谷ひとみ「本日、都内、某所」 

本日、都内、某所
島谷ひとみ「本日、都内、某所」
広島出身のシンガー、島谷ひとみの8th。
「Heart & Symphony」の絶賛ぶりはこちら
前作「Flare」から6年ぶりとなるオリジナルアルバム。お待ちしていました。

「スナップショット」は1曲目にしてはインパクトが薄いゴキゲンなポップス。ストリングスの爽やかさが朝に合う。
「やぶれかぶれ」はアダルトさが漂う歌謡曲。作詞は山田ひろし氏。この人の詞は結構好きなのだが、彼女に提供するのは初なのか。中身はベタな部類だがこういうテイストはやっぱり合うなー。合う年になったということかー。
「さすらい」はシャンソンの要素を含んだ曲でしっとりさ加減がグッド。アコーディオンとボーカルの物悲しさが絶妙。70年代の歌謡曲のカバーみたいだ。

「愛のカタチ」はゆったりとした優しい曲調だが、ボーカルによって盛り上がる作りになっている。
「ホーム・スイート・ホーム」も包容力のある優しい曲。"宝物"のところが良い。
「Oss Mess Kiss Killaly!!」は流れをぶった切って倖田來未的なイケイケなノリに転じる。あまりこういうのには期待していないのだが、avex所属の宿命なのか。上品から下品まで多様にこなす山田氏の作詞センスに振り回される。
「一気満開」は祭囃子に盆踊りみたいな賑やかさのある曲。見事にダサいんだけど、何気にラテンを取り入れていて実は侮れない。

「つづれ織り」はalanみたいなバラードだなと思ったら、菊池一仁の作曲だった。「秋桜」などに通じる哀愁が素晴らしい。演歌一歩手前な上品な仕上がりになっている。alanを思い出したい人は是非。
「Cali≒Cata≒Luca ~カリカタルカ 仮初めの呪文~」はこれぞ島谷ひとみというべきエキゾチック度100%の曲。好きだわーこの多国籍感。速弾きのバイオリンが特に良い。
「青い月」はEDM要素も含んだ落ち着きのある曲。歌が目立つようになっているね。
ラストはリード曲「ソルジャー! ソルジャー!」。これがラストかよ!というくらいにアクが強い。また山田氏の所業か。冒頭から海賊王に俺はなるという意気込みくらいに勇ましい。内容は同世代の女性への応援歌みたいになっている。この後に本来の1曲目「スナップショット」が入ったらちょうど良いくらいに感じる。つまりこのアルバムはループして聴けるよという意味か!なるほど(自己解決)

前作の内容をほぼ忘れかけた末の久々のオリジナルアルバム。アルバムとしての統一感よりもバラエティ豊富であることを重視した構成になっています。歌を聴かせるという点にもかなり注力した作りになっているようですが、それは上手くいっている様子。コミカルもシリアスも、アッパーもバラードも歌いこなせる地力はある人ですからね。特に、歌謡曲タッチの「やぶれかぶれ」、「さすらい」、異国情緒と日本的情緒が同居した「つづれ織り」、「Cali≒Cata≒Luca ~カリカタルカ 仮初めの呪文~」の流れは良かったです。落ち着いた曲調のポップス群も、メロディーにしっかりフックがありボーカルで引っ張っていた部分が多かったので印象はまずまず。テーマが分かりやすいコミカル路線な曲が増えた気がするのですが、これが幅を利かせると軽さが出てしまうので、キャリアも考えて格の高さを感じさせるバランスが必要になってきますね。(何となくこの辺の流れはゴスペラーズとかぶると思っているのは私だけか。)とりわけ新しい一面を見られた感じはしないですが、制作陣が一新されたのは良かったと思える出来です。

★★★★


島谷さんもまだ独身でしたね


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