hawaiibem's music blog

○Amelie
2010年結成。埼玉で活動。UNLIMITSの正統的な後継者が現れましたね。哀愁のある歌謡ロックでありながら、ダンスロックとしてもノリのいい構成になっているが特徴。パンチ力のあるボーカルも良いですね。



○Insane
2011年結成。東京で活動。『狂気的なピアノロック』というバンドコンセプトからしてツボなわけですが、無機質なピアノアレンジの繊細さとボーカルのエモさが織り交ざって非常に爽快ですね。適度な狂気を求めている者としては、このくらいがバランスがちょうど良いのです。



○カトキット
2013年結成。京都、大阪で活動。2台のシンセから繰り出されるキャッチーなポップス。歌い出しのメロディーから一気に吸い込まれました。ちょっぴり刺激的な歌詞もユニークです。



○空中メトロ
2014年結成。大阪で活動。残響レコード系のポストロックを基調とした複雑なバンドアンサンブルとあどけない少女ボーカルが特徴。この演奏にこの声が入るかという意外性にまず惹かれました。新しい風を吹き込めるか期待です。



○kukatachii
2012年結成。東京で活動。ブラックミュージック色の濃い洒落っ気のある楽曲が特徴。ジャンル的には聴く機会が少ないタイプですが、どの曲も構成にこだわりがあってクオリティの高さは一聴の価値あり。



○コトリア
2009年結成。広島で活動。男性顔負けのストレートなロックを鳴らしているガールズバンド。シンプルな構成ですが、独特のヒリヒリ感が伝わってきます。ボーカルも迫力があってカッコいいです。



○コハクノアカリ
2014年結成。東京で活動。メロディー、演奏、ボーカルの全てに温もりがあって優しさを感じます。特にバイオリンの存在感が絶大。ロックフェスに出るタイプではないですけど、ロックファンのみならずより広くおススメできるバンドですね。



○sanatorium
2012年結成。東京で活動。女性ソロユニット。椎名林檎以降の歌謡ロックをよりキャッチーでテンポの良さを強化したような作風ですね。好きにならざるを得ないです。それにしても『とおりゃんせ』の良曲率の高さは異常。



○The biens
2014年結成。京都で活動。UKロックテイストのダンスロックが特徴のメガネ率100%バンド。一聴してめちゃくちゃインパクトがあるわけではないのですが、ヤミツキになる不思議な魅力を放っています。



○シキサイパズル
2009年結成。東京で活動。アートとポピュラリティを両立した色彩豊かな楽曲が特徴。キラキラとしたアレンジで浮遊感と高揚感が溢れたバンドアンサンブルが実に気持ちいいのです。これはRO69の枠に収まるような器ではないですよ。



○月がさ
2011年結成。千葉、東京で活動。ギターロックバンドから誰を選ぶのかは非常に悩ましかったのですが、演奏の勢いと男らしいクールなボーカルが決め手になりました。間奏の捻り具合といい、いろいろと曲を聴いてみたいなあ。



○ヘンレの罠
2014年結成。東京で活動。当記事の第1弾で紹介したThe東京シュガーキャッツのボーカルであるえむさんを中心に結成した新バンド。バンド名の由来は医学用語から取っているそうです。前身バンドから一段とパワーアップしていますね。



○むかしばなし
2013年結成。東京で活動。ヒトリエに比肩する高速アンサンブルが魅力。ボーカル良い声だなと思ったらニコニコ動画の歌い手としても人気のある石敢當じゃないですか。ニコニコ発アーティストのポテンシャルはやはり侮れないです。



○modi
2013年結成。東京で活動。ギター＋ドラムのシンプルな構成ながら、ポストロックとワールドミュージックを融合した音楽性が実に面白いです。中島みゆきやせきぐちゆきを彷彿とさせるクールな女性ボーカルも貫禄があってグッド。



○mol-74
2010年結成。京都で活動。また京都ですか。バンド名は『モルカル マイナス ナナジュウヨン』と読みます。北欧サウンドと透明感のある男性ボーカルによる神聖な空間。今更ここで紹介するレベルではないですね。



■おまけ
当ブログのどこかで紹介したことのあるバンドも13組出場していました。
こちらも応援よろしくお願いします！
○穴あな
○かえる王国
○キリクと魔女
○くらげ
○QLIP
○Zaien Lily
○SAPPY
○palitextdestroy
○ペンネンネンネンネン・ネネムズ
○Boiler陸亀
○mak love sik
○屋根の上のルーニー
○ヤミアガリ

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自分の投票曲の結果はこちら。

ATLANTIS AIRPORT「AnTi pOp ARt」
Annabel「混線と対話」
ENTHRALLS「シグナル」
Kalafina「光の旋律」
KEYTALK「トラベリング」→153位
きゃりーぱみゅぱみゅ「にんじゃりばんばん」→79位
Sound Horizon「青き伯爵の城」
サカナクション「アルクアラウンド」→21位
坂本真綾「美しい人」
cinema staff「great escape」
神聖かまってちゃん「ロックンロールは鳴り止まないっ」→4位
School Food Punishment「How to go」
supercell「さよならメモリーズ」
相対性理論「チャイナアドバイス」
高橋優「CANDY」
ChouCho「かみつれを手に」
泥陀羅「JYOTIR」
テスラは泣かない。「アンダーソン」
でんぱ組.inc「サクラあっぱれーしょん」→44位
東京エスムジカ「誇り高く」
のあのわ「もぐらは鳥になる」
パスピエ「フィーバー」
ハヌマーン「Fever Believer Feedback」
Perfume「Spending all my time」→19位
ペンデュラ ペンデュラ「11月の体温」
水樹奈々「純潔パラドックス」
やくしまるえつこ「ノルニル」
吉澤嘉代子「未成年の主張」→109位
LACCO TOWER「林檎」
凛として時雨「illusion is mine」→117位

8曲が200位以内に入っていました。エントリー曲は2951曲あるみたいなので、割りと多く入っている方なのかもしれません。別の楽曲がランクインしているアーティストも6組はいたと思うので、それなりにマジョリティなのでは。入って意外だったとか入らなくて意外だったと思う曲は特にないですが、嘉代子さんの「未成年の主張」が入ったのは嬉しかったです。

Japanese Dreamの投票企画でも同じことを思うのですが、投票の上位の結果を見るよりも投票された全曲一覧を見るのが凄く楽しいんですよね。各個人がこの5年弱の間でベストだと思った曲がこれほどまでに散らばるというのが実に面白い。業界関係者の方は今回の結果を一つのビッグデータとして解析してみるのも手かもしれませんね。

ところで、今回1位に輝いたバンドはこの企画で本当に愛されていますよねー。実のところ、ちょっと知り合いのメンバーがいるバンドなのでここまで売れたのは喜ばしい限りです。解散はもったいないよなあ。

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