hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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APOGEE「OUT OF BLUE」 

OUT OF BLUE
APOGEE「OUT OF BLUE」
2001年結成の男性4人組ロックバンド、APOGEEの4th。
実に5年ぶりのアルバム!

「Runaway Summer」はエレクトロなダンスナンバー。APOGEEってこんなにノリの良いバンドだったっけ?と若干の戸惑いはあったが、これが見事にハマっている。
「Tonight」も引き続きノリの良いディスコロック。ただ騒いで踊るだけのロックとは違って、洗練された円熟味のある演奏になっているのが彼ららしい。
「Losing you」は軽快なテンポで走りつつ幻想的なコーラスを織り交ぜて、アルバムの核となる中盤の楽曲へと上昇していく。

「OUT OF BLUE」は解脱用BGMとして最高に気持ちが良い曲。柔らかいボーカルと浮遊感のあるシンセの音が体全体に染み渡ってくる。
「Twilight Arrow」はリード曲。デビュー期の楽曲を彷彿とさせるちょっと怪しげな雰囲気のアレンジが面白い。アウトロも凄く好き。MVも含めて聴くことをおススメします。
「Fall Into The Sky」は先行シングル曲。これがまた浮遊感が半端ない。中盤以降のスケール感のある演奏に妙なワクワク感を覚える。洋楽インディー好きにも推したい完成度の高さだ。

「A Boy In The River」はノスタルジックな詞と心地よく鳴り続けるエレクトロアレンジが特徴的。詰め込み過ぎないさじ加減が上手いんだよなあ。
「Fictionalizer」はSF的でスペイシーなアレンジが爽やか。"Fictionalizer"って回りくどい言い方だけど小説家という意味になるのだろうか。
「Transit」はひっそりとした都会の夜を舞台にしたラスト曲。これ聴きながら深夜ドライブしてたらカッコよすぎるな。

事実上の活動休止、ボーカルの永野亮氏のソロ活動を経て5年ぶりとなる待望のアルバム。彼らとの出会いは2006年の「ゴースト・ソング」からで、その奇妙な魅力にとりつかれたのは今でも鮮明に覚えています。実際に今聴いても斬新に感じますし、時代が時代ならサカナクションのような存在になっていてもおかしくなかったと思いますね。再始動は本当に嬉しかったです。そんなわけで今作ですが、これまでのバンドの持ち味を保ちながら新しい試みが十分伝わる風通しの良いアルバムでした。サウンドの中心にシンセを据えて幻想的な世界を見事に構築していますね。先にも『解脱用』と書きましたが、現実、俗世との接点を持ちながら浮世離れするような浮遊感や高揚感を終始味わうことができます。ましてや思わず現世離れしたくなるような感覚にもなりました。(危ない)

★★★★☆


今年度の技術賞はこれで決まりかな


上のMVの種明かし。光を使った演出は虫の如く好物です


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