hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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オーラルヴァンパイア「RAZORS ON BACKSTREET」 

RAZORS ON BACKSTREET
オーラルヴァンパイア「RAZORS ON BACKSTREET」
2004年結成の男女6人組バンド、オーラルヴァンパイア(Aural Vampire)の3年10カ月ぶりのアルバム。
こちらでもこっそり紹介していた超くせ者集団。2人組ユニットからバンド形態に変わりましたが、B級ホラー&カオスぶりは健在。

「メインテーマ」は男性のナレーションによるご丁寧なバンド紹介という不穏としか言いようがない始まり。
「カルペノクテム」はリード曲。テンポの良いテクノロック。彼らの曲の中でもかなり真面目でストレートにカッコいい部類に入るのでは。
「MAILER-DEMON」はあまりお目にかかりたくないワードにかなり似ているタイトル。四つ打ちで後半はギミック盛り沢山の展開に引き込まれる。
「ケルゲレンボルテックス(Album Version)」は7曲入りのシングルというおかしな販売形態でリリースしていた作品からの一曲。彼ら特有のメロディーラインが詰まっておりクセになる。何歌っているのかさっぱりだけど。

「Bad Taste Youth」はミニマルなメロディーにヘンテコな歌詞を詰め込みまくって突き進んでいく展開。止めようがない。
「NO-SEE-UM」は低音を利かせたバンド演奏で前曲に続いてテンポよく進む。独特の歌謡チックな節回しがここでも出てくる。
「山のオックスベーカリー」は今作一の迷曲。ボーカルではない別の女性によるナレーションからスタート。ここまでと作風がまるで違う。絵本の世界を表現しているようだが、内容が半端なくシュール&カオス。下手な芸人より確実に面白い。"田園調布に家が建つ~"って何なんだよ(笑)
「BIG BUG HUNTER」は1分弱の短い曲だが妙なインパクトを残して次の曲につなげる。
「セックスとギャングとチルドレン」はロック色の強いアグレッシブなアレンジ。バンド編成ならではの重厚な演奏が楽しめる。

「ムクロマンティック」は1分を越えるインダストリアルなイントロから、和を感じる節回しのボーカルがしっとりとしていて良い。
「FRAGILE」もバンド演奏モノだがここまでの流れで聴くとかなり地味な部類。
「ソロウィン」はハロウィンをテーマにしたシングル曲。MVを観ることをお薦めします。センスについて行けねえ(笑)
「ロビンソン」は別にあの曲のカバーではなく、疾走感のあるロック曲。他人のカバーとかも聴いてみたい気がする。怖いもの見たさで。曲の最後はヴォコーダーによる怪ラップ。絶対ふざけてる。

ニューウェーブ+インダストリアル+歌謡曲+洋モノホラーが混合した唯一無二の独創性を有するバンド。ツッコミの施しようがないくらいに意味不明な世界が広がっておりますが、海外でも活躍中なのです。マニアックな音楽性の中に歌謡曲の要素を含むことで、YMO以降の日本風テクノからの流れを汲んだ親しみやすさを感じます。歌詞はどこまで考えて書いているのかまるで分からない支離滅裂ぶりが相変わらず炸裂。これはハードルを上げているのか下げているのか?急に庶民的なワードが繰り出されるので本当にB級と呼ぶにふさわしい。バンド形態に変わったことでアレンジに広がりが出たような気がしますが、作風にブレはないので前からのファンも安心。逆に初心者は…まあとりあえず試聴してみて下さい。

★★★★


普段どういう生活してるんだろうね


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