hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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BABYMETAL「BABYMETAL」 

BABYMETAL(初回生産限定盤)
BABYMETAL「BABYMETAL」
2010年に結成されたアイドルユニット、BABYMETALの1st。
2014年の『課題CD』との噂を耳にしたので感想を書きます。

「BABYMETAL DEATH」は厳かな空気漂う始まりから、一気にメタルモードに突入。歌モノではなくて自己紹介(?)的なほぼインストな内容。イントロにしてはちと長くないか。
「メギツネ」は和風メタルのシングル曲。彼女らのことを気に掛けるきっかけになった曲。艶っぽさという点で言えばまだまだ若くて物足りない感じだが、年相応の色気を出しているボーカルが妙味。少女とキツネという和風ファンタジー&ホラーな要素もそそられるものがある。
「ギミチョコ!!」はほとんど中身がない歌詞だが、サビが妙に爽やかでアイドル然としている。あ、元々アイドルか。
「いいね!」はメタルよりエレクトロでユーロビート寄りな曲。展開がわけわからない(笑)詞を書いている人間が自ら『カオス』と名乗っているし。

「紅月-アカツキ-」は和風メタルで流麗なピアノが素晴らしい。ノンストップな疾走感が気持ち良いね。
「ド・キ・ド・キ☆モーニング」はデビュー曲。ノリの良いアイドルポップスにウキウキしていたら、いつの間にか地に叩きつけられていたよ。そんな揺さぶり。
「おねだり大作戦」はパパにおねだりをする"小悪魔"的な内容。KAWAII≒AZATOI。まあ、そのうちパパ以外の男にも(ry
「4の歌」はレイザーラモン並にフォーと歌っている曲。発想の根源が不明。緩急自在な演奏ぶりがもはやプログレ。
「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」はまたしてもピコピコとデスボイスの渾然一体ぶりが半端ない。デス声でこのタイトル歌うのは卑怯だ。笑ってしまう。

「Catch me if you can」はイントロからカッコいいな。かくれんぼがテーマであり、合いの手の"まあだだよ"がツボ。後半ぶっ飛ばすね。
「悪夢の輪舞曲」はゆよゆっぺ作の割りとシリアスな雰囲気の曲。裏で鳴っているピアノ綺麗だなー。
「ヘドバンギャー! !」もインパクトがデカく速攻で中毒症状が。NARASAKI曲はやっぱり良いね。
「イジメ、ダメ、ゼッタイ」はおそらく一番メッセージ性が高い曲。他はあるのかないのかわからん。同じテーマである高橋優の「CANDY」と比べて聴いたら落差が凄すぎて唖然とするが、これはこれでシンプルなアプローチが面白い。ただ、音楽業界的にはもっと"ダメ、ゼッタイ"って高らかに言うべきものがあるのでは…

アイドル業界が何でもありな様相を呈しているのは今に始まったことではなく、このユニットも当初イロモノだなあという感覚であまり気にしていなかったわけですが、いつの間にやら海外も含めて反響がかなりデカくなっているようで、感想を書くに至りました。私自身、本格的なメタルにはほぼ触れたことがなく、サンホラとか大槻ケンヂ周辺を少々聴くくらいなのですが、オルタナ系に比べて変則さがない分アイドルポップスとして上手く消化(昇華)できるんだなあと感心させられました。(これはこれで変則なんですが。)で、このユニットってだいぶ乱暴な言い方ですが、お子様立ち入り禁止の場所にあえてお子様を入れて、皆でタブーを犯す共犯者意識を共有して悦に入るみたいなのが狙いなんですかね。

思春期入りたての女の子らしさや今時の言葉遣いが歌詞には含まれていてツッコミどころ満載なのですが、それを凌ぐくらい音の主張が激しいです。とは言えメタル以外の要素も意外と割合が多いという印象も受けました。歌詞はお粗末な部分があるにしてもサウンドの作り込みはかなり気合が入っていると思います。ボーカルはほとんど分業制に近い形で、メインボーカルと合いの手を分けていますが、それぞれがしっかり仕事をしている模様。メインのSU-METALはアイドルの中でも正統的に上手い部類だと思いますが、バンドの音に力負けしないパワフルさがより備わればなお良いかも。あどけない少女が唱歌っぽく歌っていることに持ち味を出しているのであれば現状維持の方が理想かもしれませんが。演歌みたいな曲を歌ったら結構ハマりそうな気もしますが、それでは某グループと同じやり口になってしまいますか。メタラー的に認められる存在なのか、邪道扱いなのか知る由もないですが、私としてはこういう音楽に触れるきっかけとなったので面白い存在だと思います。いつまで続けられるか定かではないですが、Perfumeと同じ道を歩めたら最上級の目標達成なのでは。

★★★★


これが聖徳太子フォーメーションというやつか


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category: アルバムレビュー

May'n「NEW WORLD」 

NEW WORLD【ライブCD付限定盤】
May'n「NEW WORLD」
愛知出身の女性シンガー、May'nの4thフル。
果たして『新しい世界』に辿り着けたのか。

「Lose My Illusions」はダンスノリで今作の趣旨に則った新しい世界、新しい私を表現した曲。一曲目にしてはやや落ち着きとアダルトさもあり、ボーカルの持ち味が出ていると思う。
「Chase the world」は浅倉大介の作曲。ハイテンポでデジタルな作りは相変わらず。安定しているというより無難過ぎてもっと後半盛り上げてほしいような欲が出てしまう。
「Mr.Super Future Star」も私の文章では前曲とそっくりそのままの説明になってしまうが、テンポよく進んでいく曲。この作曲家、ボカロとかやってそうだけど特に情報はないか。

「わたしのしるし」は元Cymbalsの矢野博康の作詞曲。とりあえずアニソンでポップでストリングスが入ってきたらCymbalsだと思えっていうくらいにいろいろなところに出没するな、この人。この曲は可もなく不可もなくだな、うん。
「決意の朝」は王道ポジティブロック。ベタですな…
「あの日の歌」はワルツなバラード。郷愁にかられるテーマだが、結構後半はバンドの音てんこ盛りで盛り上げようと頑張っている。

「IN THE AIR」はmiwaの楽曲に携わっているNAOKI-Tの作曲。この人はポスト江口亮の雰囲気があるのでちょっと期待している。ポスト浅倉になるかもしれないけど。目まぐるしく変わるデジタルサウンドに惹きつけられる。
「Run Real Run」は本間昭光作曲のスリリングで疾走感溢れる曲。今作はデジタルロック祭りが催されているのか、Buzyを思い出す本間先生らしい曲。
「アオゾラ」も本間先生の作曲だが、今作一落ち着いた調子のバラードに一転。冒頭の"卑怯なほどキラめくアオゾラ"っていう表現が凄いな。

「ViViD」はデジタル系でアッパーで…って同じことばっかり書いている気がしてきたぞ。作曲者がバラバラの割には似たものを供給し過ぎな気が。サビのインパクト大なところは良いのだけど。
「MOONWALKER」はテクノポップっぽさのあるサウンドがある意味異彩を放っている曲。アレンジの面白さはあるが楽曲そのものは取り立てて言うことはないな。
「ROCK YOUR BEATS」は本人作曲作詞のアッパー曲。自作曲も隠れた良曲があったりするのだが、今作はまずまずの出来といったところ。合いの手のところはライブを想定しているんだろうね。

特徴ある声質で歌唱力のあるアニソン系シンガー。マクロス以降全てのアルバムを聴いてはいるものの、マクロスの初期衝動に敵う作品が現れていないのが正直なところ。どうも彼女の提供曲は他の誰かが歌っていても違和感ない曲が多く、彼女独自のオーラを出し切れていないような気がします。アニソン界隈の制作陣のガラパゴスな側面が出ているというか、他所でも曲を多く書いている人が集まったところで彼女自身の魅力が伝わるかと言われると疑問なわけです。結局誰がプロデュースするのが一番収まりが良いのか、未だに二転三転している節がありますが、今後もこんな感じなのかな。別に悪い出来ではないのですが、これが新しい世界、新しいMay'nですと言われるともっと何か変化があってもいいのにという煮えきらないところがある作品。

★★★★


知り合いにちょっと似ている人がいます


category: アルバムレビュー

藍井エイル「AUBE」 

AUBE(初回生産限定盤A)(Blu-ray Disc付)
藍井エイル「AUBE」
北海道出身の女性シンガー、藍井エイルの2nd。
前作はラフな感想しか書きませんでしたが、今作は一記事分のレビューに昇格(?)しました。

インスト小曲「dawning」を経て「サンビカ」から明快なアッパー曲でパワフルな展開。タイトルが一瞬何のことかと思ったが"讃美歌"というわけね。こんなにノリノリな解釈になるのか。
「近未来交響曲」はバンド演奏とボーカルが熱くて結構好き。SCANDALを彷彿とさせるが、それを凌ぐくらい3分以降の熱量が高い。
「シリウス」はmeg rock作詞、重永亮介が作曲のシングル曲。留まる気配のない勢い。気持ちよく歌っているね。なんだかんだ重永作曲のシングルは外れなしな印象。

「アストラル」も激しい曲。おいおい、まだこの流れ続くんかい。別に自分が歌っているわけではないのに喉が枯れるような気分に。
「SAILING」は若干これまでの流れと違う爽やかさを運んでくれる曲。航海をイメージしやすいキラキラとしたアレンジがなかなか良い。
「コバルト・スカイ」は彼女自身のテーマソングと言ってもいいような爽やかさ満点のシングル曲。往年のアニソンをなぞったようなちょっと懐かしい雰囲気もある。
「nayuta gride」は早急なデジタルロック系で相性の良さを感じさせる。なんだかでっかいテーマだな。

「惑星の唄」はスローで奥行きのあるアレンジが新鮮。これは趣向変えてきたなという感じがして良いね。こういう曲でどんどん表現力を磨いて欲しい。
「翼の行方」はアコギのイントロが珍しい肩肘張らずに聴ける曲。周りと比べるとインパクトはないが。
「虹の音」は今作のマイベスト。シンプルなメロディーでテーマも明るく、この時がずっと続けばいいのに的な胸いっぱいな思いを誠実に歌っていて良い。さすが重永氏。

「Daydream」は入りからポジティブさ全開のポップな曲。気持ちのよいテンポで駆け抜けていく展開にDo Asっぽさも感じる。
「KASUMI」はリード曲。「近未来交響曲」と同じ新井大樹の作曲で、激しさの中に切なさも含んでいて良いね。この作曲者は前作では「閃光前夜」を書いているようでいずれの曲も好きな系統だなあ。メモメモ。
「A New Day」は全編アコースティックなアレンジのラスト曲。だいぶ毛色の違うものを最後に持ってきたね。良い試み。

真新しさはないですが、アニメ色が強くないパワフルなアニソンが所望の方なら確実に引っかかる音楽ですね。アニソンとは言え、マニアよりもライト層を意識したライブ映えしそうな楽曲が並んでいます。いずれの曲もアニメタイアップに適したインパクトを有していて安定感があります。ただ、アルバム構成的には器用さに欠けるというか、似たり寄ったりな印象を与えてしまう部分が相変わらずあるなと。ボーカルに関しては、ハキハキと聴き取りやすい声質は結構好きで、重厚なロックナンバーでも重たくなり過ぎないという利点がありますね。逆に、遊びや余裕が感じられず、表現の幅をより広げていってほしいなとも思います。名前にも含まれている『藍(青)』を基調に健康的で爽やかなイメージを貫いてここまで突っ走っていますが、今後新たにどういう色を出していけるか期待したいです。

★★★★


このジャケット写真、デパートの1階とかで見かけても違和感ないね


股下こそ差はあるがしょこたんが好きだったらハマりそうなタイプか


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