hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

TB: --    CM: --

Choucho「secretgarden」 

secretgarden【初回限定盤 (CD+DVD)】
Choucho「secretgarden」
大阪出身の女性歌手、Chouchoの2nd。
クリアな歌声に定評がある実力派シンガーによるキラキラと光を与えてくれる一作です。

「secretgarden」は自身が作詞作曲した表題曲。打ち込みとピアノがメインのアレンジも手伝って、爽やかなオープニングを飾っている。
「DreamRiser」はこの人らしいストリングス+王道バンドアレンジのアップテンポ曲。雲一つない空をイメージさせる元気な曲で押しつけがましいところがないのも好印象。
シングル曲が並び、「空とキミのメッセージ」も以下同文という感じだが、こちらの方が好きかな。

「ばらのナミダ」はテンポよくキラキラとしたバンドサウンドで駆け抜けていく展開。
「光」はミドルテンポでアルバムの流れ的にようやく一段落ついた印象。他の曲を含めてこれでもかというくらい"光"のオンパレードなわけだがダメ押しの一曲。彼女の場合は、"光"、"風"、"空"、"星"、"花"が揃えば役満だろうか。
「Cocoon」は打ち込み系でテンポよく…って先程と同じこと書きそうになっていて私の表現力が問われるな。この曲に限らずだが、サビのファルセットとかJ-POPの基本に忠実な感じがして好きです。

「暮れ色のキャンバス ~secretgarden mix~」は身近にある美しい風景をシンプルに描写しているのが良いです。似たような景色を見ながら聴いてみたい。
「kagami」は構成に最も動きがある曲。サビに至るまでグッと抑えて一気に解放するパターンはベタはベタだが感動的。
「Eternal waltz」は異国情緒を感じるイントロで良い出だし。Aメロ、Bメロに対するサビの明るさがやや浮いている感じがするのが惜しい。

「かみつれを手に」はクラムボンのミトが作詞作曲の今作で最も好きな曲。「DreamRiser」のカップリング曲だったようだが、アルバムにも収録してくれて本当にありがとうございますと言いたいくらいの名曲。今作でもかなり異端な部類に入るが、新しい側面を見ることができた。ナイーブでセンチメンタルな淡い恋模様を描いており、ボーカルとアレンジの美しさに惚れ惚れして泣きそうになる。この琴線に触れる感じは、小松未歩あたりの往年のビーイング系を思い起こさせる。ミトさんの仕事ぶりが半端ないです。

「earthlit」はハープの音が印象的。地球をテーマにした壮大な音使いが絶妙。全編通してアレンジの頑張りが随所に見られるね。
「starlog」はストリングスを多用した疾走感溢れるラスト曲。今作で最もアッパーな展開で、ラストにしては意外な選曲だったが気に入っている。

やなぎなぎと並び、ニコニコ動画の歌い手を出発点としながら良い意味でその色がほとんど出ていないシンガー。どんな曲でも綺麗にクセなく歌いこなせるというのが魅力ですね。楽曲のタイプとしてはピアノ・ストリングス主体でアッパーからバラードまでバランスよく配置しています。全体的に前向きで明るいですが、元気の押し売りみたいなことにはなっていないのがさらっと聴けて良いです。綺麗な音楽ではありますが、テーマ的に似たタイプが多いのと本人のイメージとは離れたチャレンジングなことをあまりしていないのが少々気になります。メジャーデビュー以降はアーティストイメージがぶれないようにしているためか歌手としての振れ幅が狭くなったような気がします。例えば、声を活かしたエレクトロニカ系の曲とかジャズテイストのアダルティーな曲とか、様々な変化が出せるようになるとボーカルに深みも出てより面白いのでは。素材はもともと優れていますし。そんな個人的願望は置いておいて、アニソン系でありながらそれに染まり過ぎない良心的なポップスに癒されることは間違いないと思います。

★★★★☆


歌い手時代の曲では「野良犬疾走日和」がおススメ。


スポンサーサイト

category: アルバムレビュー

このブログについて

最新記事

カレンダー

カテゴリ

リンク

アクセス数 since 2014.1.12

つぶやき

最新コメント

月別アーカイブ

ブログ内検索

にほんブログ村

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。