hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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MEG「CONTINUE」 

CONTINUE(通常盤)
MEG「CONTINUE」
2002年デビューの女性歌手、MEGの10th。
彼女のアルバムをまともに聴くのは今作が初めて。制作陣豪華ですね。

石井AQによる物語の壮大な幕開けを予感させる厳かでシンフォニックなインスト「prologue」。石井AQと聞いて反応する人は間違いなく谷山浩子リスナーなわけで…
続く「旅立ちの歌」は谷山先生の作詞曲。今作に興味を持った最大の理由はこれだったわけだが、さすが良曲。ピアノ主体のセンチメンタルな曲調からファンタジックなアレンジに移り変わるところが良い。アルバムの始まりとしてはやけにしっとりしているが、名曲「テルーの唄」を思わせる出来で一聴の価値あり。

「SAVE」はこれまでの流れをぶった切るようなヤスタカライクなエレクトロポップ。いかにもゲーム脳な歌詞の羅列で今作の趣旨にはがっちりハマっている。
「ハナレタイノハ…」はtofubeatsの作詞曲。歌詞は至ってシンプルだが、シティポップ感溢れるアレンジが彼らしくて秀作。
「WE LIVE, WE LOVE」は多人数プロデュース作品で見かける率No.1くらいの末光篤が作曲。ピアノ要素が薄いエレクトロポップな曲。これでは気付かんな。

「君が為」は女王蜂のアヴちゃん作詞、DECO*27作曲という疾走感のあるロックナンバー。安定のDECOさん。作詞を他に任せているのに彼っぽさが出るのがやはり面白い。
「宇宙のMON DIEU」はROLLYが作詞曲に絡んでいる。冒頭から意味分からな過ぎて笑ったわ。もうこれ本人がメインで歌ってくれよと思うくらいROLLYボイスで頭の中で再生できる。妙にほのぼのする節があるのがこれまた良い。
「KISS OR BITE」はTeddyLoidによるダーク寄りなエレクトロ。エレクトロといってもいろいろタイプありますよね。形容できてませんけど。

「くるみ割り」は小島麻由美の作詞曲。クラシック風アレンジでファンタジーな世界に連れて行ってくれる。後半の展開の変わり方とか面白くて好きだわ。
「clair de lune」は作詞がAZUKI七、作曲が住友紀人とこれまた凄い組み合わせ。オルガンやストリングスの厳かな音と打ち込みのテンポの良い音の融合が良い感じ。次の戦いに向けてここでレベルアップするという流れだね。
「A BATTLE OF PARADOX」は作詞者(森雪之丞)からしてラスボス感のある曲。どこかのゲームで使われていても違和感のない戦闘用BGMぶりが勇ましい。
「CONTINUE」はDE DE MOUSE作曲。改めて制作陣カオス。エンドロールが流れている情景が目に浮かぶ。ラストのピアノソロは良い余韻に浸れるね。

『RPG』を意識した作りになっているコンセプチュアルな作品。ヤスタカプロデュース時代がありながら、Perfumeやきゃりー程はウケていなかった人というイメージがあるが、身内からは愛されてるということがよく分かりました。名のある制作陣による楽曲はカラフルに仕上がっているし、一つも外れを引いた印象はないですね。サブカル方面にもウケがよさそうなテーマは狙い過ぎな感じこそするが興味は湧きました。問題は案外本人にある、というかボーカル自体に個性がそんなにないのが辛いなあと。力強く歌ってほしい部分がとくに弱く、演奏や加工でごまかされた感がややあります。楽曲の出来が良いだけに、ボーカルが彼女である必要性をあまり感じないのです。(そんなこと言ったら前述の2組は…となりそうだがそれは置いとこう)いろんな人が曲を作っていますが、化学反応で彼女自身がレベルアップしたかどうかは定かではないです。苦言もありましたが、多人数プロデュースらしいごった煮ぶりや、お気に入りのアーティストが参加している曲を一本釣りすることを楽しめる人には気兼ねなく薦められる作品です。

★★★★


作品以外にも楽しめるコンテンツを作っているみたいですね。


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