hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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Lapis Lazuli「BLUE enough to dazzle」 

BLUE enough to dazzle
Lapis Lazuli「BLUE enough to dazzle」
2008年に結成された男女3人組ロックバンド、Lapis Lazuli(ラピスラズリ)の1st。
東京・仙台を中心に活動している紅一点バンドであり、クリアな声質の女性ボーカルにオルタナ、ポストロック、プログレの風を吹かせながら、聴き心地のよさと深みを感じる一作となっています。

「before you cry」 はイントロの1分半弱の曲。ほぼピアノのみのシンプルアレンジにボーカルの声が映える。
「ラズライト」は彼らのバンド名の由来であるラピスラズリの主成分である鉱物の名前。"深く眩むほど青く"というアルバムタイトル絡みのフレーズも出てくる名刺代わりの一曲である。神秘的な高音ボーカルを存分に聴くことができ、アレンジの音数にも余裕を感じる構成で良曲。
「reset」も好きな曲。一般的にも一番親しみやすい曲かも。ミディアム寄りのアッパーといった雰囲気。軽快に走るサビからコーラスを重ねながらテンポを増していく中盤の展開が良い。曲構成のアシンメトリーさも飽きさせない感じ。

「余白」はピアノバラード的な大人しい曲。これだけ聴くとまた全然違うアルバムを聴いている感じもする。悪くはないが、周りに比べれば明らかに薄味。
「向こう側」は彼らを知るきっかけとなった曲。イントロから既に惹かれるものが。リズムの刻み方がポストロック的と言っていいのか、別に詳しくないのでツッコまれると何も言えないが、SFP初期っぽい音の出し方をしていて非常に気に入っている曲。やはりピアノが肝心なのか。後半の盛り上がるアレンジが素晴らしい。
「サイセイ」はミニマルなピアノのアレンジで大人しめに始まり、中盤からギターを立てて雰囲気をマイナーチェンジする展開。「reset」とか「余白」が"RE"mixと表記されているところを見る限り、各楽曲をリンクさせているように感じる。
「眩青」は今作のタイトルの直訳となっているラスト曲。タイナカサチ初期のようなハイトーンボイスが魅力的。ゆったり海に沈むような感覚も。

『目が眩むほど青い』と直訳できるタイトルのミニアルバム。ガチャガチャといろんな音を出すというより、ボーカルを引き立てるように音数を増やし過ぎない姿勢が随所に見られる。一曲の中でも展開に無理のない心地良い波を作っている。クリアなボーカルはキュートさも兼ね備えているが、変に媚びた感じがなく好印象。コーラスの入れ方も民族音楽系と比べれば薄いが幻想的な雰囲気は醸し出せている。作品の世界観としては、バンド名・アルバム名にちなんで深い青・海に関連づけた曲が多く、一貫性がある。作詞の引き出しの多さという意味ではまだまだという感じたが、初作ということを考えれば名刺代わりの一枚としてよく出来た作りになっているのでは。個人的には、総合的に見てjoyが近い存在かなと感じた。あとはバンドコンセプト的にaquarifaとか。この2組以上に引き算アレンジではあるが。バンド名のごとく磨けば光る原石として今後にも期待したいです。

★★★★


海とポストロック、森とエレクトロニカはよく似合うと思いませんか。


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