hawaiibem's music blog

気になる邦楽アルバムを中心に音楽レビューをしていました。

 

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黒木渚「黒キ渚」 

黒キ渚
黒木渚「黒キ渚」
2010年、福岡で結成された3人組バンド、黒木渚の1stミニ。
九州出身と言えば、九州男児という言葉が昔からありますが、ここ最近のJ-POPでは女性アーティストの方が一大勢力を築いているような印象が強くあります。バンド名の"黒木渚"はボーカルである"黒木 渚"の名前がそのまま使われています。(バンド名と混合を避けるためか姓名の間にスペースが入ってることが多い)この一風変わったネーミングが名は体を表すように彼らの音楽そのものを表しているようで面白い。音楽性としては椎名林檎あたりを彷彿とさせる一聴してダークで歌謡曲的なものがメイン。昭和歌謡要素が入っていたら十把一絡げに林檎さんの名前も挙げるのもいかがなものかと最近つくづく思っているのですが、説明する分には一番伝わりやすいのかな。黒い闇を表現しながらドロドロとした部分は抑えらており、いい意味で後を引かない渚のような清々しさがある。やや強引ですが、そんなところからこのバンド名すごくしっくり来るなと思うわけです。

サビが英詞の「あたしの心臓あげる」。惑星アブノーマルが"盗んでも盗まれちゃダメ"という心臓を、この人は"ギター聞かせてあげるから あなたの心臓ちょうだい"とのたまう。"心臓"というのはつかみに使うにはやっぱりインパクトある単語なんですかね。「クマリ」は異国にトリップした感じの不思議ナンバーその1。"クマリ"って何のこっちゃと思って調べたらネパールの現人神のことなんですね。他の曲からも感じるのですがこの人かなり学があると思うのです。「あたしの心臓」とともにリード曲である「骨」。初っ端から"墓石"とか突っ込んでくるのに伸び伸びと歌っていて清々しいぞ。MV観るとどういうわけかカエラの"リルラ リルハ"を思い出して可愛いとさえ思えてくる。これはまたしても私の趣味の問題なのか。いろいろとセンセーショナルな「赤紙」。"X染色体"が強烈に頭に残る。完全にこの言葉だけ詞の世界と浮いているせいだろうか、結果的にすごく効果的な表現になっている。不思議ナンバーその2「エスパー」。演奏に参加している會田茂一氏のコメントにもありますが、"ムー"的な怪しさがあっていいですね。"エスパー"ってポケモンか伊東くらいのイメージしか最近は湧いてこない(笑)見慣れないタイトルが続いて次の「カルデラ」は徐々に盛り上がりを見せていく楽曲。"なんでどうして~"のメロディーが好き。ラストの「砂金」はしっとり風だが伸びやかなボーカルはここでも健在。テーマの選び方が本当に変わっている人だなあ。さて、いくつ体のパーツが歌詞に出てきたでしょうか。

初めてアーティスト写真を見た時、お嬢様風のボーカルがムード歌謡みたいなのをやるバンドなのかと思っていましたが、半分以上予想とは違っていました。扇情的なフレーズはありますがそこまでクサみはなく、一種の物語音楽になっている曲も多いかと思います。テーマのチョイスは面白いのでさらにいろんな曲を聴いてみたくはなりましたね。それにしても今年のiTunes期待の新人はいつになくツボに入る人が多いなあ。

★★★★☆




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